旧本堂内厨子

公開日 2012年10月04日

伊勢原の指定文化財

旧本堂内厨子

旧本堂内厨子
読み、指定、種別、数量、所有者、指定日一覧
よみ ほうじょうぼうきゅうほんどうないずし
指定 国指定重要文化財
種別 建造物
数量 1棟
所有者 宝城坊
指定日 昭和43年4月25日指定

 

 

詳細情報

旧本堂内厨子の構造
構造 一間厨子(いっけんずし) 、入母屋造(いりもやづくり) 、柿葺き(こけらぶき)

解説

本尊の薬師三尊像を安置する厨子(ずし)です。

厨子の大きさは、桁行(けたゆき)約2.5メートル、梁行(はりゆき)約1.5メートル、高さ約5メートルと大型で、厨子というよりはお堂に近い本格的な建築手法で造られています。このような厨子は鎌倉時代後半から南北朝時代(13世紀~14世紀)にかけて盛んに造られました。

厨子は、井桁(いげた)組みをした土台、円形の柱や両開きの板扉などに和様の特徴が表れ、柱上や軒に斗拱(ときょう)という組み物が集中する点は禅宗様となっています。これはそれまでの和様の厨子に禅宗様が取り入れられていく過程を示していると考えられます。

 禅宗様の影響を受けたもっとも古い例の一つとして、意匠の優れた大変貴重な厨子です。 

厨子:仏像や舎利(しゃり)、経巻などを納め置く仏具。一般的に正面に両開きの扉をつける。

斗拱:柱の上にいくつかの木材を組み合わせ、軒(のき)や梁(はり)を支えている部分。

お問い合わせ

教育部 教育総務課文化財係

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