相模大山の絵はがき 子易

公開日 2012年10月04日

子易(こやす)

 

子易は現在大山子易と上粕屋子易に分かれています。明治時代に上・下子易が大山町と高部屋村にそれぞれ合併したことによります。

絵はがき4子易明神前

4 子易明神前

明治20(1887)年、東海道線平塚駅が開業し、東京方面からの大山参詣のルートが大きく変わり、平塚駅からは子易明神前まで馬車や人力車が通じるようになりました。上粕屋比比多神社(子易明神)の所からは石段となっており、参詣客はここから徒歩・駕籠となりました。神社の周辺には江戸時代からの旅籠屋が何軒かありました。

 

 

 

絵はがき5相州大山 子易より頂上を望む

5 相州大山 子易ヨリ頂上ヲ望ム

大山を背景に山帰りの参詣人が乗ったと思われる人力車が1輌と、その回りの3人の男たちが大山道を下っています。車夫は褌姿です。

左手の畑には葉タバコが栽培され、夏山の時期であることがわかります。

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