公開日 2013年06月03日 伊勢原の指定文化財 木造 聖観音坐像 読み、指定、種別、数量、所有者、指定日一覧 よみ もくぞうせいかんのんざぞう 指定 市指定文化財 種別 彫刻 数量 1躯 所有者 大慈寺 指定日 平成12年10月23日 詳細情報 木造聖観音坐像の大きさと材質・構造 像高 62.5センチメートル 材質・構造 寄木造(よせぎづくり) 、玉眼嵌入(ぎょぐがんかんにゅう) 、漆箔(しっぱく) 解説 下糟屋にある大慈寺の本尊です。制作年代は南北朝末期から室町時代初期(14世紀末から15世紀初)といわれています。 宝冠をかぶり腹の前で禅定印(ぜんじょういん)を結び、法衣(ほうえ)を台座より下に垂らして坐っています。「法衣垂下(ほういすいか)」といって鎌倉時代後半より鎌倉地方を中心として流行したスタイルです。 なお、聖(正)観音とは、十一面観音、如意輪観音、千手観音、馬頭観音といったようにいろいろと変化する観音にあって本来の姿をいうものです。 お問い合わせ 文化財係住所:伊勢原市田中348番地TEL:0463-74-5109FAX:0463-95-7615
解説
下糟屋にある大慈寺の本尊です。制作年代は南北朝末期から室町時代初期(14世紀末から15世紀初)といわれています。
宝冠をかぶり腹の前で禅定印(ぜんじょういん)を結び、法衣(ほうえ)を台座より下に垂らして坐っています。「法衣垂下(ほういすいか)」といって鎌倉時代後半より鎌倉地方を中心として流行したスタイルです。
なお、聖(正)観音とは、十一面観音、如意輪観音、千手観音、馬頭観音といったようにいろいろと変化する観音にあって本来の姿をいうものです。