木造 薬師如来坐像

公開日 2013年06月03日

伊勢原の指定文化財

木造 薬師如来坐像

勝興寺薬師如来坐像写真
読み、指定、種別、数量、所有者、指定日一覧
よみ もくぞう やくしにょらいざぞう
指定 市指定文化財
種別 彫刻
数量 1躯
所有者 勝興寺
指定日 平成12年10月23日

 

詳細情報

木造薬師如来坐像の大きさと材質・構造
像高 28センチメートル
材質・構造 寄木造(よせぎづくり) 、玉眼嵌入(ぎょぐがんかんにゅう) 、肉身部金泥、着衣部彩色、白毫(びゃくごう)、肉髻珠(にくけいしゅ)水晶製

解説

善波826番地、曹洞宗妙宝山勝興寺の本尊です。

像本体は、ほぼ造立時のまま残っているようです。頭部の螺髪(らほつ)は刻み出されています。お顔はやや面長ですが、よく引き締まり頬(ほほ)の張りもあります。体部の表現も巧みで、右足先で衣を引き付けるような衣文(えもん)を膝の前に造っています。また、腹の前で衲衣(のうえ)の下に裳(ころも)の上端を見せるという特徴があります。法衣垂下像として、写実性も失われていないまとまりのよい衣文表現を持っています。小さな像ですが、写真で見るように大きさを感じる像です。衣を両膝から下に垂らす裳襞座(もへきざ)形式の作であり、非常に貴重な、14世紀中頃から後半にかけてのものとして、指定文化財となりました。

 なお、台座裏の銘文により、元禄11(1698)年に仏師広映によって修理が行われ、台座と光背(こうはい)が再興されたことが分かります。

お問い合わせ

教育部 教育総務課文化財係

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