大山能狂言

公開日 2013年06月03日

伊勢原の指定文化財

大山能狂言

大山能狂言の写真
読み、指定、種別、所有者、指定日一覧
よみ おおやまのうきょうげん
指定 市指定文化財
種別 無形民俗文化財
所有者 大山能楽社保存会
(大山阿夫利神社)
指定日 昭和53年6月28日

 

 

解説

大山能は、江戸時代に貴志又七郎(きしまたしちろう)によってもたらされました。貴志又七郎は、紀州(現在の和歌山県)の人で、徳川家康の10男で紀伊家の祖となった徳川頼宣(よりのぶ)が寵愛(ちょうあい)していたという観世流(かんぜりゅう)の能楽師貴志貴太夫と同一人物ではないかとも言われていますが、定かではありません。少なくとも、同門の人であろうと思われます。紀州からこの地に来て、多くの門弟に能楽を伝え、「大山観世」の名を生んだ大山能の開祖となりました。

権田公園にある頌楽祖碑(こうがくそひ)には、「大山寺六代の別当開藏、山内融和の策として紀州家の浪人岸源次郎を迎え、町方諸人に能の伝習をなさしむ。元禄16年2月28日幕府の允許(いんきょ)を得て晴天九日間の神事能を興行す・・・」と書かれています。

以来、300年以上の伝統を誇る神事芸能として今に引き継がれています。

現在は、5月5日、8月28日、10月に大山阿夫利神社で大山能狂言が行われています。

お問い合わせ

教育部 教育総務課文化財係

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