下谷戸縄文遺跡環状列石及住居跡

公開日 2013年06月03日

伊勢原の指定文化財

下谷戸縄文時代環状列石及住居跡

下谷戸縄文時代環状列石及び住居跡写真
読み、指定、種別、指定日一覧
よみ しもやとじょうもんじだいかんじょうれっせきおよびじゅうきょあと
指定 市指定文化財
種別 史跡
指定日 平成44年2月27日

案内図

 

解説

三ノ宮・下谷戸遺跡は、東名高速道路の建設に伴い、昭和40年から昭和42年にわたり発掘調査が行われました。その場所は、三之宮比々多神社の南東、県道上粕屋・南金目線が東名高速道路と交差する付近にあたります。当地に残る遺構は、関係者の熱意により、昭和42年5月13日に移築、復元されたものです。

当時としては比較的珍しい大規模な配石遺構群がみつかり、おびただしい数の石が出土しました。時期は、出土した土器から縄文中期から後期と考えられます。

主な遺構としては、張出し部を持つ柄鏡(えかがみ)形の敷石住居址、環状配石(かんじょうはいせき)、環礫方形配石遺構(かんれきほうけいはいせきいこう)、墓壙群(ぼこうぐん)等があります。敷石住居址は、住居全面に石を敷くもの、中心部分にのみ部分的に敷くものなどが見られます。環状配石は径15mほど、幅2mほどの半円形に立石を含む多くの石が集中しているものです。環礫方形配石遺構は、小さな礫を一辺5mほどの方形に敷き並べたもので、周囲からは焼けた土や鳥獣の骨片が検出されています。また、環状配石の下からは、楕円形の土壙群が発見され、墓壙と考えられています。環礫方形配石遺構の下からも人骨が出土しています。

こうした縄文時代の配石遺構群は、平成4年から始まった東名高速道路の拡幅工事や周辺の開発事業に伴う調査でも発見されており、より広い範囲に広がっていることが明らかになっています。

このほか、弥生時代後期、古墳時代前期の竪穴住居址、古墳時代後期の古墳の周溝等も確認されています。

お問い合わせ

教育部 教育総務課文化財係

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