木造十二神将立像

公開日 2013年11月14日

伊勢原の指定文化財

木造 十二神将立像

木造 十二神将立像写真
読み、指定、種別、数量、所有者、指定日一覧
よみ もくぞう じゅうにしんしょうりゅうぞう
指定 県指定重要文化財
種別 彫刻
数量 12躯
所有者 宝城坊
指定日 平成18年2月14日

 

 

詳細情報

木造十二神将立像の大きさと材質・構造
像高 1号像 64.7センチメートル
2号像 70.4センチメートル
3号像 70 センチメートル
4号像 67.6センチメートル
5号像 69.9センチメートル
6号像 71.8センチメートル
7号像 67.5センチメートル
8号像 67.8センチメートル
9号像 64.2センチメートル
10号像 64.3センチメートル
11号像 67 センチメートル
12号像 69.5センチメートル
材質・構造 ヒノキ材、割矧造(わりはぎづくり)、彫眼、彩色

解説

宝城坊本堂内陣の中央、須弥壇(しゅみだん)の上に、江戸時代作の薬師如来坐像とともに安置されています。

全12体の内、3号像と12号像を除く10体は、割矧ぎ造り(わりはぎづくり)で、穏やかに整った、形式的な堅さの見られない作風から、平安時代後期(12世紀頃)に造られたと考えられています。現存する東国最古の十二神将像であり、甲(よろい)、兜(かぶと)、着衣の奇抜な表現など意匠にも優れた仏像です。 

3号像と12号像は、頭部が平安時代の可能性を残しますが、その他は江戸時代に大きく造り直されています。

また、全像とも光背と台座は江戸時代の補修です。

これらの像は、平安時代の長寛2年(1164)に絵仏師である長覚房定智(ちょうかくぼうじょうち)が唐本から写した十二神将の図像(通称「定智本」)と非常によく似ていることが確認されています。定智本とこ れほどまでに一致する彫像は他に例がなく、これらが都の周辺で造られたことがうかがわれます。

割矧ぎ造:一木造の像を部位ごとにわけ、各部位を前後左右に割り、内側になる部分をくりぬいて空洞ができるようにした後、再び組み合わせる方法。

お問い合わせ

教育部 教育総務課文化財係

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