大山寺縁起 上巻 第6段 

公開日 2015年04月13日

覚明上人が不動明王に祈願し、一匹の猿が童子を抱えて上人に捧げる場面

上巻6

そこで、上人は念持仏の不動明王に「自分が夢で見たことが真実であるならば、この子を無事に取り戻したまえ」と7日間祈念したところ、翌朝に一匹の猿が現れて、上人にその子を手渡しました。受け取ってみると、その子は錦の産着を着ていて、着物の裏には誕生の年月が記してありました。上人は父母のいることを知り、いろいろと尋ねてみましたが、探し出すことはできませんでした。上人はこの子を大切に養育し、その因縁により「金鷲童子」とよばれるようになりました。

ページのトップへ