食育通信 楽しく食べるいせはらっこ平成21年度版

公開日 2010年02月01日

更新日 2016年12月22日

【平成21年】

 

過去に掲載された食育通信は、食育通信バックナンバー(平成20年度版)食育通信バックナンバー(平成19年度版)食育通信バックナンバー(平成18年度版)をご覧ください。

 

vol.37 料理で脳機能アップ!脳イキイキで認知症予防その1~高齢期~ 広報いせはら2月1日号

【脳を活性化させる3つの機能】

  1. 新しいことをするときに、段取りを考えて実行する-計画力
  2. 2つの事柄を注意を配りながら同時に行う-注意分割機能
  3. 出来事を記憶し、思い出す-エピソード記憶。

この3つの機能が脳を活性化させるといわれ、普段からこれらを意識することで、認知症を予防することができます。

料理は脳を鍛える訓練。料理で効果的な脳機能アップのコツを紹介します。

  • 新しい料理にチャレンジ

    料理の幅も広がります。

  • いつも違うお店で買い物を

    八百屋はどこ、魚屋はどこ、と買い物ルートを頭で考えると計画力が高まります。

  • 同時に調理する

    盛り付けをしながら、煮物を作るなど、作業を並行して行うと、注意分割機能が高まります。

  • 食事日記をつける

    買った品物や金額、料理の手順、食べたものなどを思い出して書き留めるとエピソード記憶が高まります。

【食事の内容と楽しい会話】

認知症の原因となる脳の病気を予防するためには、1日3回、主食+主菜+副菜のそろった食事を取りましょう。また、食卓では、和やかに会話を楽しむ機会を持つことも大切です。

料理で脳機能アップ

担当:介護高齢福祉課

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vol.36 そば 実は健康食 広報いせはら12月1日号

そばの歴史は古く、平安時代から栽培されていたと伝えられています。市内でも秋が深まるころ、そばの白い花を見掛けます。

古くからの食べ方は「そばがき」「そばかゆ」といい、そば粉をお湯で練ったり溶いたりしたものでした。その後、包丁で切り麺にして食べる方法が生み出されました。これが、現在一般的な食べ方として定着しています。

【そばの効用】

そばは、タンパク質を始め多くの栄養素を含んでおり、子どもの成長に役立ちます。また、老化を防ぐビタミンEや血圧を下げると言われるルチンも含まれています。

【食材としてのそば】

料理のバリエーションが多彩です。お腹の周りが気になりだしたら、ざるそば。育ち盛りのお子さんには、肉
や野菜たっぷりの温かいそばと一つの食材で同時に食卓を飾ることができます。ご家庭では、年越そばだけでなく普段の食卓にのせ、子どもから大人までみんなでそばを味わってみませんか。

市では、農業経営士会の指導による農業体験「種まきからそば打ち」を行っています。来年春ごろ参加の募集を行う予定です。ぜひ参加してみませんか。

みんなで楽しくそば打ち

担当:農政課

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vol.35 おてつだい ~幼児期~ 広報いせはら11月1日号

保育園では、食材に触れ、調理をすることを通して、食に関する関心を深め、楽しく食べることを目指しています。

園児は、トウモロコシの皮むきやカレー・ホットケーキづくりに挑戦しています。

三角きんにエプロンをした可愛いコックさんたちは、包丁や皮むき器を使い真剣に調理をします。子どもたちは食材の手触りやにおい、湯気や熱を感じ取ると食べる期待が高まるようで、「いいにおいがする。おなかが空いてきたよ」「早くできないかな。おかわりしてたくさん食べたいな」という声が聞こえてきます。自分たちで作ったものはおいしさも格別。あっという間に料理はなくなります。

まだ調理が難しい小さな園児も給食当番としてパンを配ったり、お皿を運んだりと「おてつだい」をしています。当番さんは、保育士手作りの「お当番エプロン」を身に付けることで張り切っています。

子どもたちは自分でできたことに喜びを感じ、意欲が湧くもの。ご家庭でも家族と一緒に食事作りに接する機会があるといいですね。

園児が配膳をする様子

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Vol.34 朝食を取ろう!簡単スピード朝食レシピ~思春期~ 広報いせはら10月1日号

朝食は1日の始まりの大切なエネルギー源。

伊勢原市の小・中学生意識調査によると、朝食を取っている子どもは約9割でした。また、「学校の勉強がどのくらいわかりますか」の質問では、朝食を取らない子どもが朝食を取る子どもに比べ、「よく分からない」、「分からないことが多い」との回答が多い結果となっています。

朝食をしっかりとって、勉強や部活動に専念できるようにしましょう。そこで、今回は簡単にできる朝食のレシピを紹介します。

【巣ごもり卵】

じゃがいもチーズ焼き

 

〈作り方〉

  1. キャベツを千切りにし、塩、コショウ、油を混ぜ、真ん中に窪みを作るように皿に盛る。
  2. 窪みに卵を入れ、楊枝で黄身に3カ所穴をあける。(破裂防止のため)。
  3. ラップをし、電子レンジで卵が好みの固さになるまで加熱する。

キャベツのかわりにホウレンソウや、モヤシ、ジャガイモを使ってもおいしくできます。

担当:学校教育課

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Vol.33 包丁の使い方 広報いせはら9月1日号

新学期が始まりました。小学生のお子さんのいるご家庭では、夏休みの間毎日のお昼ごはんに頭を悩ませていたのではないでしょうか。学校では給食が始まりますが、2学期は運動会や校外学習などお弁当を持って行く機会があります。そんなとき手作りのお弁当を、お子さんと一緒に作ってみませんか?きっと思い出に残るお弁当になると思います。

ところで、料理をする時に欠かせない道具「包丁」。子どもに包丁を持たせるのは、いつ頃からがよいのでしょうか。手を切ったら…という心配もありますが、最近は子どもが使いやすい形の包丁もあります。

包丁は正しい使い方をすることで、怪我を防げます。

お子さんと一緒に正しい包丁の使い方を再確認してみてはいかがでしょうか。

【初めての包丁】

  • 子ども用の包丁を用意する場合は、刃先が丸くなっているものが安心です。
  • 切れ味の悪い包丁は切るときに滑り危険です。よく切れるものを用意します。
  • 食材を押さえる手は「じゃんけんのグー」または「ネコの手」の形にして指先を切らないように(特に親指に注意)。

親子でお料理

 
担当:学校教育課

 

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Vol.32 地場産食材でおいしい病院食 広報いせはら8月1日号

病院での食事にどのような印象をお持ちですか。病院食は、冷たくておいしくなさそうに思われがちですが、伊勢原協同病院では、地場産の食材を使った料理に取り組み、イメージアップを図っています。

そこで、伊勢原協同病院の栄養士さんにお聞きしました。

【安心できる病院食】

平成17年1月から、JAいせはら地場野菜出荷グループの皆さんに、低農薬でおいしい野菜を直接配達してもらっています。安心できる地場産野菜は、日々の献立作りの力強い味方です。

毎月1回行っている特別献立は、試作を重ね準備します。旬の食材を使うことで、入院患者さんに季節を感じていただけるよう心掛けています。

また、病院で食べた料理を家庭に戻っても食べられるよう、作りやすいメニューにしたり、ホームページにレシピを掲載したりしています。

「入院していると、楽しみが少ないので、食事をおいしくいただけるのがありがたい」との感想をいただくとやりがいを感じますね。

【彩りのある食卓】

ホームページを閲覧しました。特別献立だけでなく、出産お祝い膳、糖尿病食、どの献立も彩りよくおいしそうです。

病院にいても、普段通りの食事ができるようにという、あたたかい心遣いを感じました。

入院中もおいしい食事を

 
担当:健康管理課

 

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Vol.31 食事づくりや準備にかかわる~乳児期~ 広報いせはら6月1日号

乳児期に食事づくりや準備にかかわるのはとても難しいことです。では、大人は何をすればよいのでしょうか?

保育園の乳児クラスでは、食事の時間になると保育士がテーブルを並べ、子どもにエプロンをつけて、手を拭きます。この食事前の準備をすることで、食事への楽しみや期待を膨らませます。また、「いただきますの歌」を歌うことにより、楽しい雰囲気で食事が始まります。

食事の時間以外にもお兄さんお姉さんの栽培活動やクッキング、お手伝いなどを見学することで小さな
子ども達に憧れや意欲が生まれます。

子どもは楽しいこと、うれしいことが大好き。出来ることは少なくても、食に対して意欲的になることができるよう、楽しい雰囲気を心掛けましょう。

ご家庭でも離乳食が進んできたら、自分で食べることができるように小さめのおにぎりやスティック状にした
パンやイモなど、指でつまんで食べられるものを用意するとよいでしょう。自分で食べられたことで達成感を味わい、指先を使って食べることで指や手の動きが発達し、また、スプーンを持つ練習にもなります。

乳児期

 
担当:保育課

 

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Vol.30 食事づくりや準備にかかわる 広報いせはら5月1日号

21年度の食育通信が始まりました。

今年度のテーマは、「食事づくりや準備にかかわる」です。

お子さんと一緒に食事づくりをしていますか。小さいお子さんと一緒に食事づくりをするのは、いたずらしたり、言うことを聞いてくれなかったり、なかなか思い通りにいかないものですね。

先日、「料理で支えてくれる9歳の息子」という30代の女性からの投稿を新聞で読みました。9歳の息子さんは魚をさばいたり、揚げ物をしたりとても料理上手。仕事と介護で忙しい母親を助けているそうです。

なぜ料理上手なのかというと、息子さんが2歳の頃から、夕食の準備や後片付けの手伝いを続けたことで、自然にレパートリーが増えていったのだそうです。

親が見守りながら食事づくりや準備の経験を積み重ねることで、料理をする力が育つのだと感じた記事でした。

野菜を切る音や揚げ物を揚げるジュージューという音に興味を示したら、食事づくりに興味を持たせるチャンス。食材を洗う・ちぎる・混ぜるなどの作業を経験させてみませんか。お父さんやお母さんと一緒に作業す
ることは、お子さんにとっても、うれしいコミュニケーションの時間となるでしょう。

お子さんと一緒の食事づくりにチャレンジしてみませんか。

一緒に食事を作ってみましょう

 
担当:健康管理課

 

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お問い合わせ

保健福祉部 健康づくり課 健康づくり係
住所:伊勢原市田中348番地
TEL:0463-94-4609
FAX:0463-93-8389
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