小児用肺炎球菌予防接種

公開日 2014年03月26日

最終更新日 2015年03月09日

1 肺炎球菌について

肺炎球菌は、子どもの多くが鼻の奥に保菌していて、ときに細菌性髄膜炎、菌血症、肺炎などの重篤な全身感染症や副鼻腔炎、中耳炎など気道感染症を起こします。

肺炎球菌による細菌性髄膜炎は、年間約150人前後が発症していると推計されています。死亡率や後遺症例(水頭症、難聴、精神発達遅滞など)はヒブによる髄膜炎より高く、約21パーセントに後遺症が残るとされています。

この予防接種の標準的な接種パターンは、満2カ月~7カ月のお誕生日前日に開始とされています。7カ月になってから接種を開始する場合、接種回数が変わりますのでご注意ください。

同じく細菌性髄膜炎を予防するヒブワクチンも接種しましょう。

2 接種対象年齢・接種方法

対象年齢:満2カ月~5歳未満
【標準的な接種年齢】満2カ月~7カ月のお誕生日前日に接種開始

キャプション
予防接種の種類など 接種開始年齢 接種回数 標準の接種方法
小児用肺炎球菌
細菌性髄膜炎や菌血症などを予防します。
満2カ月~7カ月のお誕生日前日 4回 27日以上の間隔で1歳になるまでに3回接種し、3回目接種後、60日以上の間隔で、4回目を1歳~1歳3カ月未満の間に接種 2014032600129_www_city_isehara_kanagawa_jp_kakuka_fukushi_kenkou_image_hai2-6m.jpg
7カ月のお誕生日前日~1歳の誕生日前日 3回 27日以上の間隔で1歳1か月になるまでに2回接種し、2回目接種後、60日以上の間隔で、3回目を1歳になってから接種 2014032600129_www_city_isehara_kanagawa_jp_kakuka_fukushi_kenkou_image_hai7-11m.jpg
1歳のお誕生日~2歳のお誕生日前日 2回 60日以上の間隔で2回接種 2014032600129_www_city_isehara_kanagawa_jp_kakuka_fukushi_kenkou_image_hai1-u2y.jpg
2歳のお誕生日~5歳のお誕生日前日 1回 1回接種

※接種開始年齢とは、初回接種1回目の年齢範囲を指します。この年齢範囲を超えると公費で接種できませんのでご注意ください。

※小児用肺炎球菌予防接種は、接種開始年齢により接種回数が異なりますのでご注意ください。また、接種間隔があいてしまった場合も、回数が変更となる可能性があるので医師にご確認ください。

3 小児用肺炎球菌予防接種の効果と副反応について

  • この予防接種は、90種類以上ある肺炎球菌血清型のうち重い病気を起こしやすい13の血清型による重篤な感染症(細菌性髄膜炎、菌血症など)を予防します。

    ※平成25年11月1日から、全国一斉に、7つの血清型についてのワクチンから、13の血清型についてのワクチンに切替えられました。これまで平成25年10月31日までに接種をしている途中の人も、継続して13の血清型についてのワクチンを接種することができます。詳しくは、厚生労働省「小児用肺炎球菌ワクチン切替えに関するQ&A」(外部リンク)をご覧ください。

  • 主な副反応は、接種部位の発赤、腫れ、硬結、痛みなどで全身症状としては、発熱、易刺激性などが認められます。重い副反応として、非常にまれですが、アナフィラキシー、けいれんなどが報告されています。

    ※アナフィラキシーとは、通常接種後30分以内に起こるひどいアレルギー反応のことです。汗がたくさん出る、顔が腫れる、全身にひどいじんましんが出るほか、吐き気、おう吐、声が出にくい息が苦しいなどの症状に続きショック状態になるようなはげしい全身反応のこそです。

    ※血小板減少性紫斑病とは、血小板が著しく低下し、肌に内出血によるまだら模様が見られたり、鼻血、口腔内の粘膜の出血などの異常が現れます。

  • ヒブ予防接種やその他の予防接種と同時接種を行う同時接種を行うことは、必要性を医師が判断し、保護者の同意を得た上で接種します。なお、それぞれ単独で接種することもできます。

4 接種場所

  • 市内医療機関で実施しています。医療機関ごとに受付時間が異なりますので事前にご確認ください。
  • 秦野、平塚、厚木市の一部医療機関でも実施しています。詳しくは、担当までお問い合わせください。

5 接種後の注意

  • 予防接種を受けた後30分間は、急な副反応が起こることがあります。医師(医療機関)とすぐに連絡を取れるようにしておきましょう。接種後1週間は体調に注意しましょう。
  • 接種部位は清潔に保ちましょう。接種当日の入浴は差し支えありませんが、接種部位をこすることはやめましょう。
  • 接種当日のはげしい運動は避けましょう。
  • 接種後、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。

6 外部リンク

小児用肺炎球菌予防接種についてさらに詳しく知りたい人は、以下のリンクをご覧ください。

子どもと肺炎球菌.jp(ファイザー株式会社)(外部リンク)

各予防接種についてに戻る

 

お問い合わせ

保健福祉部 健康づくり課地域医療係
住所:伊勢原市田中348番地
TEL:0463-94-4711(内線:6116・6117)
FAX:0463-93-8389