子宮頸がん予防接種

公開日 2014年03月26日

最終更新日 2016年03月25日

子宮頸がん予防ワクチンの接種の積極的勧奨の差し控えについて

子宮頸がん予防ワクチンについては、平成25年4月1日から定期の予防接種として実施しているところですが、6月14日の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策調査会(合同開催)において、ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛が子宮頸がん予防ワクチン接種後に特異的に見られたことから、同副反応の発生頻度等がより明らかになり、国民に適切な情報提供ができるまでの間、定期接種を積極的に勧奨すべきではないとされました。

これに伴い、本市としても、子宮頸がん予防ワクチンの接種を積極的にはお勧めはしていません。

ワクチンの接種に際しては、その有効性と接種による副反応が起こるリスクを十分に理解した上で受けるようにしてください。

詳しくは、

をご覧ください。

子宮頸がん予防ワクチンの接種後の痛みの診療について

ワクチン接種後の急性炎症が軽快せず、痛みやしびれ等の症状が持続(目安として2~4 週間以内)している人は、痛みセンター連絡協議会に所属する医療機関(下記リンク)の受診をお薦めします。

受診の際は、これまでの検査結果や診療内容が記載されている医療機関からの診療情報提供書をご持参ください。

子宮頸がん予防ワクチンの接種についての相談窓口

子宮頸がん予防ワクチンの接種について電話相談ができます。

ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防ワクチン)(厚生労働省)をご確認ください。

1 子宮頸がんについて

子宮頸がんの主な原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染です。HPVには、100種類以上のタイプがあり、このうち15種類がハイリスクタイプに分類されています。子宮頸がんの約70%はHPV16、18型の感染が原因とされています。

HPVは、主に性交渉により感染するため、HPV感染そのものはまれではなく多くの女性は一生のうち一度は感染します。また、HPVに感染しても多くの場合、症状のないうちにHPVが排除されます。しかし、ごく一部で感染が続き、数年から十数年かけて子宮頸がんの前がん病変(がんになる前の異常な細胞)の状態を経て子宮頸がんが発生すると考えられています。

予防接種でHPVの感染を防ぐととも子宮頸がん検診によって前がん病変を早期発見することで子宮頸がんを予防することができます。

2 接種対象年齢・接種方法

キャプション
対象年齢 接種回数 接種方法
小学校6年生~高校1年生に相当する年齢の女子 3回
3回接種するのに6か月かかります。
筋肉注射です。
ワクチンにより接種間隔が異なります。詳しくは、「5 ワクチンについて」をご覧ください。 

※標準的な接種年齢は、中学校1年生です。

※原則、保護者の同伴が必要です。13歳以上で保護者が同伴できない場合は、事前に担当までご相談ください。

3 接種時の持ち物

  • 母子健康手帳
  • 健康保険証
  • 筆記用具

4 接種場所

  • 市内医療機関で実施しています。医療機関ごとに受付時間が異なりますので事前にご確認ください。
  • 秦野、平塚、厚木市の一部医療機関でも実施しています。詳しくは、担当までお問い合わせください。

5 ワクチンについて

(1)効果

子宮頸がんの原因といわれている15種類のヒトパピローマウイルス(HPV)のうち、最も多く子宮頸がんから検出される16型、18型の2種類の感染を予防することができます。

予防接種により既に感染している人のウイルスを排除したり、子宮頸がんの前がん病変や子宮頸がんの進行を遅らせたり、治療することはできません。そのため、予防接種をした人も子宮頸がん検診を受けることが必要です(厚生労働省の指針では、20歳以上で2年に1度子宮頸がん検診を受診することが勧められています。なお、伊勢原市では、20歳以上を対象に子宮頸がん検診を実施しています)

予防接種の効果は、20年くらい続くと考えられていますが、現在も接種後の経過観察が続けられています。将来、子宮頸がん予防接種の追加接種が必要となる可能性もあります。

(2)種類

使用できるワクチンは、サーバリックス(グラクソ・スミスクライン株式会社)とガーダシル(MSD株式会社)の2種類です。どちらのワクチンも子宮頸がんの予防効果がありますので、接種できるほうを受けてください。なお、この2つのワクチンの互換性に関するデータがないため、1回目に接種したワクチンを3回接種します。途中から違うワクチンに変更することはできません。

(3)接種間隔

ワクチンにより2回目の接種間隔が異なりますのでご注意ください。

サーバリックス:1回目を接種し、1カ月後と6カ月後に接種します。

  • 2回目及び3回目の接種が初回接種の1か月後及び6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上、3回目は1回目から5か月以上かつ2回目から2か月半以上の間隔をおいて接種できます。

ガーダシル:1回目を接種し、2カ月後と6カ月後に接種します。

  • ただし、2回目及び3回目の接種が初回接種の2か月後及び6か月後にできない場合、2回目は1回目から少なくとも1か月以上、3回目は2回目から少なくとも3か月以上の間隔を置いて接種できます。

6 副反応について

主な副反応としては、接種部位の痛み、発赤、腫れなどの局所反応と疲労感や発熱などの全身反応があります。また、頭痛、吐き気、おう吐、下痢、腹痛があらわれることがあります。いずれも一過性で数日以内に軽快します。また、筋肉注射による痛みや情緒的ストレスにより失神があらわれることがあります。

重い副反応としては、まれにアナフィラキシー、血管浮腫などが認められることがあります。

※アナフィラキシーとは、通常接種後30分以内に起こるひどいアレルギー反応のことです。汗がたくさん出る、顔が腫れる、全身にひどいじんましんが出るほか、吐き気、おう吐、声が出にくい息が苦しいなどの症状に続きショック状態になるようなはげしい全身反応のことです。

7 接種時の注意

筋肉注射による接種部位の痛みが、他の予防接種より強く感じられることがあります。また、予防接種後に血管迷走神経反射として失神があらわれることがあります。接種後に移動するときには保護者が腕を持つなどして付き添うようにしてください。また、接種後30分程度は、座るなどしてなるべく立ち上がらないようにしましょう。

8 妊娠または妊娠している可能性のある人および授乳中の人への接種について

妊娠中の接種に関する有効性や安全性、並びに授乳中の接種に関する安全性が確立されていません。妊娠中や妊娠している可能性のある人には接種を行わないことが望ましいとされています。

また、授乳中の人への接種は、予防接種の有効性が危険性を上回ると判断させれる場合にのみできます。

9 外部リンク

子宮頸がん予防接種についてさらに詳しく知りたい人は、以下のリンクをご覧ください。

ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防ワクチン)(厚生労働省)

しきゅうのお知らせ 子宮頸がん基礎知識(グラクソ・スミスクライン株式会社)

子宮頸がん予防情報サイト もっと守ろう.jp(MSD株式会社)

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お問い合わせ

保健福祉部 健康づくり課地域医療係
住所:伊勢原市田中348番地
TEL:0463-94-4711(内線:6116・6117)
FAX:0463-93-8389

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