善波歴史浪漫 その3「湿弦峰(弦しめし)」

公開日 2015年12月17日

最終更新日 2015年12月22日

湿弦峰(弦しめし)

武勇に勝れた善波太郎某という甲冑者(かぶともの)が峰に登って遊ぶため、弓を張って矢を射ようと弦を湿したという。起こりの始まりは、その場所は水がない所であったが、都合よく苔(こけ)のはった湿った場所があったので、木の履物を履いた足でひとふみしたら水が湧き出た所を湿弦峰という。

今は弦しめしといっているが、この場所が伝説になっている善波太郎某が弓矢を放って鈴が落ちたところが鈴川、矢の先が落ちたところが矢崎などの地名が付いたとされる場所であると伝わるが、この話は古文書によると師となる人が2つの話を合わせたものであると記している。

場所は、善波山の頂上より100~105m下がった急斜面の場所にあったが地形の変化によって現在はさほどではない。水が湧き出たという所は昭和初期ごろまだ池(水溜まり)があったといわれているが、現在その様相はない。

近くに江戸時代善波の勝興寺を守るために建立されたという石祠(秋葉社)がある。

(参考資料)

  • 善波の古文書(十題併序)

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