公開日 2019年04月01日
かながわプラごみゼロ宣言
海洋汚染が今、世界規模で大きな社会問題となっています。
また、プラスチックごみが小さく砕けてできたマイクロプラスチックが、世界中の海で確認されています。
こうしたことから、世界中に展開している飲食店でプラスチック製ストローを廃止する動きが広まっています。
そんな状況の中、鎌倉市由比ガ浜でシロナガスクジラの赤ちゃんが打ち上げられ、胃の中からプラスチックごみが発見されました。
SDGs未来都市である神奈川県は、これを「クジラからのメッセージ」として受け止め、深刻化する海洋汚染、特にマイクロプラスチック問題から、SDGs推進に取り組みます。
プラスチック製ストローやレジ袋の利用廃止・回収などの取り組みを神奈川から広げていくことで、SDGs達成に向け、2030年までのできるだけ早期に捨てられるプラごみゼロを目指します。
伊勢原市は「かながわプラごみゼロ宣言」へ賛同しています
伊勢原市は海に面している部分はありませんが、海洋プラスチック問題と無縁ではありません。
神奈川県では海岸に打ち上げられるごみの7割が河川から海に流れ出たものという調査結果もあり、このごみの中にはプラスチック製品も含まれています。
こうしたことから、伊勢原市内に河川(板戸川・歌川・栗原川・渋田川・鈴川・善波川・日向川)を有する私達にとって、決して他人事ではありません。
この問題に対し、神奈川県の取り組みに協力するとともに、市としても2030年のできるだけ早期にリサイクルされない、廃棄されるプラごみゼロを目指して取り組んでいきます。
※マイクロプラスチックとは・・・レジ袋やペットボトルなどのプラスチック製品が、長い時間をかけて太陽光による熱や紫外線、海洋での波の力などの影響で小片化、細分化されたもの
神奈川県ホームページ(外部サイト)