公開日 2018年09月07日
ここでは、科学館で行われた工作・実験教室や天体観察会などのイベントの写真を紹介していきます。
2018年8月
開館30周年記念企画「ナイトミュージアム」を開催しました(8月30日)
夜の科学館で工作とレクリエーションを楽しむ夜間イベントです。30周年記念企画として、今年初めての開催となりました。
今回は工作で牛乳パックを使ったライトを作り、後半のレクリエーションでは、作ったばかりのライトを持って、科学館でさまざまなゲームにチャレンジしました。紙飛行機を飛ばしたり、サイエンスショークイズに挑戦したり…楽しそうに遊んでくれていました。
夜の科学館は不思議な感じですね。
工作の開始です。牛乳パックに模様を描いて
切り取っていきます。
カッターを使うので、慎重な作業です。
最後にライトを取り付けました。
作ったライトを持って、
夜の科学館を探検します。
アルパカ先生を探してクイズを出してもらいました。
開館30周年記念企画 講演会「宇宙の謎にせまる~小惑星探査機『はやぶさ』~」を開催しました(8月30日)
子ども科学館開館30周年を記念して、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙教育推進室所属の清水幸夫先生をお招きし、いま話題の小惑星探査機「はやぶさ2」をはじめとした、「はやぶさ」プロジェクトについて講演会を開催しました。はやぶさ2は地球の誕生や宇宙の謎に迫るため、小惑星「リュウグウ」を調査中!調査の最新情報やはやぶさ以外のロケットや宇宙に関する情報まで、盛り沢山の内容でした。大人も子どもも興味深く話を聞き、質疑応答では多くの質問が出ました。講演の後は隕石のかけらの展示も。清水先生ありがとうございました。
講師の清水先生。はやぶさのイオンエンジン等の
開発・研究・運用に従事されました。
宇宙から見た地球。黄色い光はなんと街灯り!
美しいですね。
小惑星「イトカワ」の紹介。
ラッコに見えて、なんだかかわいいですね。
隕石のかけらをじっくり眺める参加者。
天体観察会「クーデの日」を開催しました(8月25日)
夏休み期間最後のクーデの日は、お天気にもめぐまれ無事に開催することができました。今年の夏は月のほかに3つの惑星も見ることができるので、驚くくらい多くの人がきてくれました。望遠鏡も全部で6台設置していましたが、どこにも長蛇の列。満足いくまで観察ができなかった人がいるかもしれませんが、たくさんの人に望遠鏡で星を見てもらえて、とても嬉しかったです。
クーデの日は毎月1回程度開催しています。ぜひ、次回以降のご参加もお待ちしております。
今回見えた惑星の一つ、土星です。
観測室もこの混み具合!
天文に関するお話も聞けました。
とにかく満員御礼のイベントでした。
実習生による臨時工作教室を開催しました(8月25日)
博物館実習生による、臨時の工作教室が開催されました。今回のテーマは「スーパーボールを作ろう」。
スライムを作ってから、そのスライムにあるものを足してスーパーボールを作る、という教室です。少し難しい作業もありましたが、最後には全員自分だけのスーパーボールを作り上げることができました。
いつやるか、何をやるかも
その日に発表されます。
まずはスライムづくり!
スライムにあるものを足すと…
スーパーボールの完成です。
ロボットフェスティバルを開催しました(8月25日)
25日のロボットフェスティバルは、西湘高等学校によるレゴブロックを使ったロボットの組み立てと操縦体験です。ブロックを好きな形に組み上げ、リモコンを使って動かします。
子どもたちは高校生のお兄さんたちに手伝ってもらいながらも、面白そうに体験していました。
自分で好きなように組み立てます。
まるでラジコンみたいです。
科学工作教室「夏休み思い出ムービーを作ろう」を開催しました(8月23日)
産業能率大学にご協力いただき、パソコンの動画作成ソフトを使った教室を開催しました。
夏休みに撮った思い出の写真を持ってきてもらい、それにコメントや音楽をつけた1分程度の動画作品を作りました。ローマ字のキーボード入力が慣れていない子も、教えてもらいながら作業します。
最後の上映会ではみんなの作品に先生がコメントをくれ、できあがった作品はDVDでおみやげにもらいました。とても楽しい教室となりました。
大学生のお兄さんとお姉さんもきてくれました。
初めての作業ばかり!
うまくできるかな?
ローマ字も一緒にお勉強です。
最後は上映会。力作ぞろいでした!
科学実験教室「線香花火を作って楽しもう」を開催しました(8月22日)
火薬を入れたこよりで線香花火を作るブース式の教室です。夏休みも後半に入りましたが、いろんな人が体験しにきてくれました。初めてこよりを作る人も多く苦労していましたが、小さい子も大人に手伝ってもらって仕上げていました。点火すれば、きれいな花火ができあがり、参加者は喜びの声をあげていました。
作り方をおそわって…
見事成功!
顕微鏡教室「プロが使う最高性能の光学顕微鏡で色んなものを見よう!」を開催しました(8月19日)
カールツァイス株式会社と公益社団法人日本顕微鏡学会にご協力いただいた、光学顕微鏡を使った教室です。
科学館にも光学顕微鏡はありますが、今回使用したのはもっと高性能のもの。もっと倍率も大きく、まるでテレビや図鑑で見るようなきれいな画像が見られました。今回はそれぞれ違う4台の顕微鏡を使って、ミジンコや虫などを観察しましたが、子どもだけでなく、一緒に参加していた大人も楽しそうに顕微鏡を眺めていました。
最新の光学顕微鏡です。
ミジンコがこんなにきれいに見えました。
実態顕微鏡も見られました。
最後はみんなで感想を言いあいました。
天文学習会「夏の星座を観察しよう2 たぬき先生と夏の星座を観察しよう」を開催しました(8月18日)
夏の学習会第2弾。今回の講師は初代館長たぬき先生でした。
学習内容は星座早見盤の使い方、天体観察の方法、観察に適する時期について、小学校4年生で学習する月の満ち欠けの話など、学習に役立つ内容盛りだくさんでした。また学習会の前後では、望遠鏡で実際に星を観察しました。当日は曇りのお天気で心配でしたが無事に晴れて、金星、土星、火星、木星、月と5つの天体を観察することができました。充実した学習内容に、大人の方もじっくり聞き入っていました。次回の天文学習会は来年2月に開催予定です。またのご参加、お待ちしております!
学習会の前に金星を観察!満ち欠けしています。
星座早見盤の使い方をレクチャー!
学習の後は望遠鏡で惑星や月を観察しました。
天文おはなし会「天の川を見てみよう」を開催しました(8月18日)
季節ごとに開催している天文おはなし会。今回は七夕伝説と天の川をテーマに開催しました。
科学館おなじみのキャラクターと天文担当のアルパカ先生のかけあいでお話が進行。七夕の物語を振り返ったり、伝統的七夕の日や、日本と中国の七夕における習慣の違いを紹介したりと、星以外の内容も充実させました。星空解説では織姫星、彦星、天の川の3つと今が見頃の惑星たちを解説しました。夏は見頃の星がいっぱいです。皆さんも、ピコのように夏の星空観察を楽しんでみてくださいね。
ピコとアルパカ先生。
おはなしのはじまりはじまり~♪
七夕はどんなおはなしだったかな?
あらためて、振り返ります。
わんこ先生が最近、山で撮影した写真。
天の川がくっきりと、綺麗に撮れました!
3つも惑星が見えています。
科学工作教室「ロボットプログラミングにチャレンジ」とロボットフェスティバルを開催しました(8月16日)
神奈川工科大学にご協力いただき、1日ロボット尽くしの日となりました。
午前中は申込制の募集教室で、ロボットを組み立てて自分で動き方をプログラミングし、実際に決められたコースを動かす体験をしました。みんな飲み込みが早く、どんどんプログラムを修正して、思うとおりの動かし方を楽しんでいました。
午後は入館者が誰でもできるロボットの操縦体験です。WiiFitを使ってロボットの進行方向を決めるのですが、これが意外と難しく、思うように進めるのに苦労していました。
ロボットについておしえてもらいました。
設計図を見て自分で組み立てます。
指示したとおり動くかな。
コースを使って実践です。
午後は操縦体験をしました。
バランスをとってロボットをまっすぐ動かします。
やさしい実験教室「ヒエロンをつくろう」を開催しました(8月15日)
暑い日にぴったりの実験教室を行いました。衝撃を与えると冷たくなる冷却パックです。作った後のおまけ実験は、成功したでしょうか。
最初は冷却反応のプチ実験です。
ヒエロン用の材料を量って…
大人と協力して入れ物を作り…
完成!
冷たくなるか試してみましょう。
顕微鏡教室「最新の電子顕微鏡でミクロの世界をのぞいてみよう!」を開催しました(8月12日)
日本電子株式会社にご協力いただき、電子顕微鏡を使っていろいろなものを観察する教室を開催しました。初めて触れる電子顕微鏡に参加者は夢中になっていました。とても細かい部分まで見えるのに色がついていないなど、光学顕微鏡との違いにも驚いていたようです。
試料を電子顕微鏡用の台につけます。
実際の画面を見せてもらいました。
操作方法も教えてもらいました。
観察用の試料の作成中。
ロボットフェスティバル「アトムを探せ!」「ロボット体験キャラバン」を開催しました(8月9日)
毎年人気の催し物を、さがみロボット産業特区推進センターの協力で開催しました。
アトムを探せ!は、スタンプラリーの企画です。館内に置いてある鉄腕アトムの人形を探して、スタンプを集めると缶バッジがもらえる企画で、参加者も多く賑わいました。
ロボット体験キャラバンは体の動きに合わせて体験できるものや、動物の姿をした癒しが目的のロボットもさわることができたりと充実の内容でした。
館内にあるアトムを探すとプレゼントが貰えます。
スタンプコンプリート!
遊べるものがたくさん!
なでて癒される、動物型ロボットの展示も。
天文工作教室「夏の星座ボードを作ろう」を開催しました(8月7日)
大山天文同好会会員の岡澤さんを講師に迎え、星座ボード作りの教室を開催しました。
星座ボードを作る前に頭をやわらかくする体操ということで、ビー玉万華鏡作りや色紙に切り込みを入れて複雑な形に作り上げる簡単な遊びをしました。不思議な形をした色紙をじっくり見つめながら、その仕組みの複雑さに「ええ~?なんで~?」という声が上がっていました。実際に切るのも難しかったようです。
続けて星座ボード作りをしました。星座絵のボードに星の位置毎に針で穴を開けて、実際の星と同じ色をしたパーツを、一つひとつ丁寧に取り付けていきます。光に透かしてみると、まるで星座を見ているかのよう。スタンド付きなので、おしゃれに飾ることもできますね。
ビニールテープを切って、ビー玉に巻きつけます。
見た目もカラフルな、ビー玉万華鏡の完成!
どんな世界が見えるかな?
切り込みを入れて工作をしました。
しっかり観察をしても、難しい!
星の位置にパーツを丁寧にはめ込みます。
はめ込んだらボンドで接着。
星座ボードの出来上がり!綺麗にできました。
科学実験教室「いろいろなシャボン玉を作ろう」を開催しました(8月2日)
東海大学理学部の協力でシャボン玉作りの教室を行いました。
最初は水中の中にシャボン玉を作る「水中シャボン玉」の実験です。普通は水分の膜ができるシャボン玉も、水中では空気の膜が水を包みます。作るのにコツがいりましたが、参加者はあっという間にたくさん作れるようになりました。
続けて三角錐や立方体の枠を使ったシャボン玉作りをしました。枠を作ることが大変でしたが、できあがった枠に張ったシャボン膜を見て、あちこちから驚きの声があがっていました。
水中シャボン玉!うまくできたかな?
きれいな紫色をしています。
シャボン液ができたらさっそく吹いてみよう!
いろいろな形になって面白いですね!