石雲寺

公開日 2024年02月27日

石雲寺1

日向川に沿って上った山中にあります。寺伝によれば、養老 2(718)年に諸国行脚の旅にあった華厳妙瑞法師(けごんみょうずいほうし)が亡き大友皇子の冥福を祈って建立したとされます。山号は大山寺と同様の「雨降山」。寺には「真宗明覚大法王(しんそうみょうがくだいほうおう)」と彫られた大友皇子の位牌が祀られており、また伊勢宗瑞(北条早雲)の三男幻庵が、天文 12(1543)年に石雲寺に対して諸役を免除することを通達した文書も残されています。

石雲寺から少し下ると(伝)大友皇子の墓に行くことができ、石造五層塔のレプリカを見られます。墓所に祀られていた市指定の石造五層塔本体は、現在寺の境内へ移設されています。

交通
伊勢原駅神奈川中央交通バス北口3番乗場
日向薬師行 終点下車 徒歩約20分

地図

神奈川県伊勢原市日向1816

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