高部屋神社「汐汲み神事」が150年ぶりに復活しました

公開日 2017年09月22日

汐汲み神事1
汐汲み神事の行われた照ヶ崎海岸
汐汲み神事2
神輿の浜降り
ph3
まずひしゃくで海水をすくいます
汐汲み神事4
続いて磯場に生えるホンダワラを刈り取ります
汐汲み神事5
最後に竹筒で浜砂をすくい取ります
汐汲み神事6
うやうやしく神前に運びます
例大祭
拝殿に下げられたホンダワラ
浜砂撒きの儀式
例大祭での浜砂撒きの儀式

大磯町の照ヶ崎海岸で9月9日、下糟屋の高部屋神社に伝わる「汐汲み神事」が150年ぶりに再現されました。

同神社は海の神を祭り、国登録有形文化財である拝殿に浦島太郎や乙姫が彫刻されるなど海にゆかりの深い神社です。平安期から同海岸に出向き、海水などを持ち帰る神事が執り行われてきました。明治の初め、廃仏毀釈の混乱で途絶えたといわれますが、明治から数えて150年を迎えることを期に神事が復活しました。

宮司や氏子ら約20人がバスやトラックで15キロ離れた海岸に到着。海に入り、みこしが清められた後、白装束の氏子が海水と海藻のホンダワラ、浜砂を採取しました。

例大祭の17日、採取した砂で浜砂撒きの儀式が行われました。海藻は拝殿や鳥居のしめ縄に飾られ、海水は火災予防の鎮火水として用いられます。