公開日 2025年03月10日
更新日 2025年03月11日
市では地球温暖化対策としての脱炭素(デコ活)の普及啓発イベントとして、「令和6年度エコ・クッキング」を開催しました。
【エコ・クッキング】とは?
エコ・クッキングとは、調理の工夫や食材を無駄なく使う方法など、エネルギーを上手に使い、食品ロスを減らせるような地球にも人にも優しい料理方法のことです。
※エコ・クッキングは東京ガス株式会社の登録商標です。
今回のエコ・クッキングで作った料理
当日作った料理♪
実施内容
実施日 令和7年3月1日(土曜日)午前10時30分~午後2時
実施場所 厚木ガス伊勢原ショールーム 3階 クッキングスタジオ(伊勢原市伊勢原1-11-17)
実演説明の様子《講師:芳賀 光子 先生(栄養士・国際薬膳師)》
メニュー紹介
今回のメニュー
- 辣白菜(ラーパーツァイ)
- 鶏のきじ焼き丼
- 濃厚ポタージュ
- リヨネーズポテト
環境負荷を配慮した料理方法ってどういうこと?
エコ・クッキングの説明を受ける参加者 《説明:厚木ガス社員(エコ・クッキングナビゲーター)》
買い物
生産や運搬などにかかるエネルギーを考えて選ぶ
遠くで生産された食材は、伊勢原市に届くまでにガソリンなど膨大なエネルギーが使われています。旬でない食材を生産するには、温室栽培などを行うためにエネルギーが必要です。旬の食材や地元で採れた食材を選びましょう。旬の食材は、おいしくて栄養もあります。
調理
ごみを減らし、エネルギーを上手に使う
家庭から出る生ごみの約6割を食べ残しや調理くずが占めています。料理の作りすぎに気をつけ、野菜や果物の皮・芯・茎も利用しましょう。作りすぎは食品ロスを増やし、エネルギーの無駄にもなります。加熱する際は、鍋底の水滴を拭く、鍋に蓋をするなど、エネルギーを上手に使いましょう。また、複数の食材を一緒に加熱する、一つの鍋を使いまわす、余熱を利用するなど、省エネな調理法を工夫しましょう。
片付け
水を大切にし、生ごみの捨て方に気を付ける
台所の排水の汚れが、河川や海水の汚染につながります。味噌汁1杯を排水口から流すと、魚がすめるきれいな水にするには1杯300Lのお風呂の水4.7杯分が必要だといわれています。(環境省「家庭排水の汚濁負荷と生活排水対策」より引用)洗い桶を使う、鍋や皿の汚れは洗う前に拭き取る、汚れの少ないものから洗うなど、水を大切にし排水を汚さないように注意しましょう。また、生ごみは水気をきってから捨てましょう。水を多く含んでいると悪臭の原因になるほか、ごみを燃やすときに多くのエネルギーが必要になります。
過去に開催したエコ・クッキングメニューのレシピ
過去のレシピは、エコ・クッキングを実践しようをご覧ください。下へスクロールして頂きますと、次のエコ・クッキングメニューのレシピを見ることができます。
- 家族で楽しむクリスマスメニュー
- 夏の疲れを回復させる野菜を中心としたエコ・クッキングメニュー
- 週のキャベツを使った かんたん元気メニュー
- 新春を祝う新しいお正月膳
- 旬のゴーヤと地場産食材を使用したピザとキッシュ
- フライパン一つでつくるパエリア(春夏編)
デコ活って何だろう
「デコ活」とは、温室効果ガス排出量の削減目標達成のために、地球温暖化対策に資する脱炭素の取り組みのことです。
衣食住や移動といった日常生活に起因する温室効果ガス(主にCO2)の排出量は、日本全体の排出量の約6割を占めるという分析もあります。
地球温暖化がもたらす気候変動は、私たちの生活の様々な面に影響を与えます。
将来世代も安心して暮らすことができる社会の実現のため、みんなで一緒にデコ活に取り組みましょう。