市制施行50周年記念式典 市長式辞

公開日 2021年11月30日

更新日 2021年11月30日

市制施行50周年記念式典

 

とき:令和3年11月13日(土)

ところ:伊勢原市民文化会館 大ホール

 

市長式辞

 

本日ここに、市制施行50周年記念式典を開催いたしましたところ、ご多用中にもかかわらず、多くの皆様のご臨席を賜り、このように式典が挙行できますことを心から感謝申し上げます。

また、和太鼓「あっぱれ」の皆様には、素晴らしい演舞により、式典に花を添えていただきましたことに御礼を申し上げます。

先ほど、永年にわたり、市政運営にご尽力いただきました皆様、芸術文化やスポーツの振興、市民の安心安全の向上など、各分野で継続的な活動をされ、今日の伊勢原を築き上げる上で多大なるご貢献をいただきました皆様方に、功労・功績表彰と感謝状を授与させていただきました。

また、商工業の分野で優れた技能をお持ちの皆様、他の従業員の模範となる方々を、伊勢原市商工会さまとともに表彰をさせていただきました。

表彰をお受けになられました皆様の今日までのご功労に対しまして、心から敬意と感謝を申し上げますとともに、今後も健康に十分ご留意いただき、さらなるご活躍をご期待申し上げます。

さて、伊勢原市は、昭和46年3月1日、神奈川県で15番目の市として誕生し、半世紀の歳月を重ね、本年で50回目の記念すべき年を迎えました。

本来であれば、3月1日に多数のご来賓や市民をお招きして盛大に「市制施行50周年記念式典」を挙行するところではありましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から延期となり、本日ここに記念式典を挙行する運びとなりました。

振り返りますと町から市になりました当時の人口は、4万5千人余りでしたが、首都圏近郊の立地特性、先人たちから受け継がれてきた恵まれた自然環境や温暖な気候、貴重な歴史・文化などを生かして、急激な発展を遂げ、今日では10万1千人余りが暮らすまちとなりました。そして、首都圏において確かな位置を占める都市にまで成長いたしました。

これもひとえに、多くの諸先輩、関係各位が地域発展のためにご尽力いただいた賜物であり、改めて敬意と感謝を申し上げます。

これまで伊勢原市は、5次に渡る総合計画を策定し、現在の第5次となる総合計画では、「しあわせ創造都市いせはら」を将来都市像に掲げ、「健康づくり」「観光振興」「新たな土地利用」「子育て環境づくり」の重要施策に取り組むとともに、日本遺産の認定や、新東名・伊勢原大山インターチェンジの開設など、本市のまちづくりの発展を図ってまいりました。

一方、本格的な人口減少の到来、少子高齢化の進展に伴う社会保障費の増大、近年の気候変動に伴い多発する自然災害や、老朽化した公共施設への対応などの新たな課題にも、継続して立ち向かって行かなければなりません。

新型コロナウイルス感染症など、不測の事態に対しても万全を期するとともに、今後の社会経済の動向を的確に捉え、多様な課題にも真剣に向き合い、しっかりとした取組を進めていく所存でございます。

そして、10年先、20年先、更に100周年を迎える50年先においても、市民の皆様が将来にわたって住み続けたいと実感し、また、多くの方から「暮らしたい」「働きたい」「訪れたい」と思っていただくよう、魅力あるまちづくりを目指してまいります。

本日ここに、「市制施行50周年記念式典」を開催し、「しあわせ創造都市いせはら」の実現に向け、決意を新たにするとともに、市民一人ひとりが伊勢原への一層の愛着を深め、市民としての誇りを育みながら、未来に希望を持って安心して暮らすことができるよう、職員とともに、誠心誠意努力を重ねてまいります。

結びに、本式典にご臨席を賜りました皆様のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げまして、市制施行50周年記念式典の式辞といたします。

 

令和3年11月13日

伊勢原市長 髙山 松太郎

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