公開日 2016年01月18日
- 避難所に到着し、受付をします
- 防災講話を真剣な表情で聞き入る住民の皆さん
- 市職員による防災講話(洪水ハザードマップの見方の説明)
- 消防団による土のう活用方法の説明
- 国交省から派遣された降雨体験車
- お子さんも豪雨を体験します
- 300ミリの豪雨を実際に体験
16日(土曜日)、局地的な大雨により渋田川と歌川がはん濫する恐れがあるとの想定で、浸水想定区域内の住民を対象に、防災行動訓練が行われました。大田・成瀬地区の12自治会のほか、伊勢原警察署、国土交通省などの関係機関から、総勢275人が参加しました。
当日は、市から発令された避難勧告が、防災いせはら、くらし安心メール、自治会連絡網、消防団の巡回広報などによって伝達され、住民の皆さんは隣近所と声をかけ合い、避難経路を確認しながら、開設された伊勢原中学校や石田小学校の避難所へと避難を行いました。
それぞれの避難所では、市職員や消防団から、防災講話や避難所用資機材、土のうの活用方法などの説明を受けました。伊勢原中学校に設置された降雨体験車で、300ミリの豪雨体験をした60代の男性は、「風を伴うと手や体が冷たくなった。実際こんな雨が降る中での避難はできないだろう」と話していました。お母さんと一緒に体験した3歳の幼児は「怖かった」と話していました。
浸水の恐れのある区域では、早期の自主避難が重要です。豪雨や浸水の中での避難は非常に危険です。既に浸水が始まっているときは、無理に避難せず、自宅周辺の高い場所に移動することも有効です。日頃から、積極的に気象情報の収集を心がけましょう。