公開日 2017年04月21日
- 大山の裾野に広がる真っ白なナシの花のじゅうたん
- ダチョウの羽がついた花粉交配機で一つ一つ丁寧に受粉
- 可憐に咲いたナシの花
- 7月。実り始めたナシの実(昨年撮影)
伊勢原の特産品、ナシの人工受粉作業が市内各所で行われています。
JAいせはら果樹部会委員長を務める多田光正さんの畑では、主に幸水や豊水、新高を栽培。立派な果実にするために、先端にダチョウの羽がついた花粉交換機を使い、丁寧に受粉作業を行っていました。
「昨年より5日程開花が遅れたので、収穫は8月のお盆過ぎになるかもしれないけど、これからの天候次第でよい出来が期待できます」と話してくれました。
市内のナシ農家は58戸(果樹部会会員数)で、栽培面積は14.6ヘクタール。雄大な大山の裾野で丹精込めて育てられた甘いナシは、直売所やスーパーなどの店頭に並ぶ予定です。