公開日 2017年10月12日
- 大山狂言
- 神火入場
- 火祭神事
- 火入れ
- かがり火に照らされ浮かび上がる能楽堂
- 狂言・地蔵舞
- 能・船弁慶その1
- 能・船弁慶その2
(’撮影:市民広報カメラマン 福田伸さん)
秋深まる大山の自然を背景に10月3日・4日の両日、第37回を迎えた火祭薪能が開催されました。
袴姿の巫女が御神火をささげ、かがり火が灯されると、夕闇の中に幻想的な能舞台が浮かび上がりました。
元禄年間、神職や僧侶、山伏の争いを収めるため、幕府の命により協力して稽古を始めたのが大山能のルーツといわれます。その後、火祭薪能として再興されました。
観世宗家一門や人間国宝・山本東次郎師らによる当代一流の能楽が披露され、観覧者は日々の喧騒を離れて、幽玄の世界を堪能していました。