公開日 2018年01月23日
- 放水装置を確認
- 消火器の取り扱い
- 所蔵品の持ち出し
- 本堂脇にある消火銃
- 一斉放水1
- 一斉放水2
1月21日、日向薬師宝城坊本堂で、消防署・消防団、寺院関係者ら約50人が参加し、合同放水訓練を実施しました。
市内の貴重な文化財を火災から守るため、1月26日の文化財防火デーに関連して行われたもので、日向薬師での開催は「平成の大改修」後初となります。
国指定重要文化財12件をはじめ、76件の文化財を有する日向薬師では、万が一の火災に備え、境内にある地下貯水槽から放水する設備が本堂の周囲に設置されています。世話人らは、消防職員から指導を受けて、それら設備の確認や消火器を使った初期消火訓練、所蔵品の搬出訓練に取り組みました。最後に本堂に向けて、はしご車と境内の貯水槽から組み上げた水を使った一斉放水が行われました。