日向の谷戸田で虫送りが行われました

公開日 2018年07月25日

IMG_4169
山伏を先頭に会場へ
IMG_4184
たいまつから出る煙で害虫を追い払います
IMG_4314
市外の子どもたちも大勢参加
IMG_4353
歌いながらあぜ道を歩く参加者たち
IMG_4376
親子で淡い光を楽しみます
IMG_4420
竹灯籠が田園風景を幻想的に演出

日向地区の谷戸田で7月15日、その年の豊作を願う行事「虫送り」が行われました。
 病害虫を煙で追い払う農耕行事で、農薬の普及などにより途絶えていましたが、これを復活させようとNPO法人伊勢原森林里山研究会(山口寿則理事長)が3年前から行っています。
 この日は昨年を上回る約60人が参加。宝城坊神木のぼり保存会の会員が扮(ふん)する山伏を先頭に、3メートルほどのたいまつを持った研究会のメンバー、参加者が続きます。日向神社(白髯神社)から棚田までを練り歩き、あぜ道に沿って火を灯した竹灯籠500個を置いていきました。
 最後は参加者全員で「送れ、送れ、虫送れ~ 今年も豊年満作だ~」と歌い、豊作を祈願。谷戸田は竹灯籠の柔らかな明かりに包まれました。

このページの
先頭へ戻る