公開日 2018年07月30日
(撮影:市民広報カメラマン福岡博さん)
7月27日、大山阿夫利神社下社で夏山開きが行われました。元禄元年から続く行事で、鍵を保管する東京日本橋小伝馬町のお花講の手により山頂への登拝門の扉が開かれます。
かつて大山は7月27日~8月17日の夏山期間以外は山頂へ登ることが禁じられており、登拝門は固く閉ざされていました。昭和40年の国定公園指定をきっかけに、一年を通じて開かれるようになりましたが、この伝統儀式は元禄年間より脈々と受け継がれています。
お花講の皆さんが「散華 散華(さんげ さんげ) 六根清浄(ろっこんしょうじょう)」と唱えながら参道を登り、夏山の安全を祈願しました。
今年は厳しい暑さが続いています。登山の際には十分な準備をしてお出かけください。