第38回大山火祭薪能 幽玄に

公開日 2018年10月03日

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巫女による祭場点火
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舞台上の邪気を払う弓矛神事
3
宮司による火入れ式
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テレビ局も取材に訪れました
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市と観世合作「道灌」の仕舞
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人間国宝・山本東次郎氏演じる狂言「清水」
7
鬼女伝説を描いた能「安達原 白頭」
8
終演後、舞台をバックに記念撮影する人も

10月2日、大山阿夫利神社社務局の能楽殿で「第38回大山火祭薪能」が開催されました。
 300年の歴史を持つ大山能狂言は市の無形民俗文化財に指定されており、元禄年間に大山の神職や僧侶、山伏の争いを収めるために始められたといわれています。

開演に先立ち火祭り神事が行われ、舞台脇に据えられた篝籠(かがりかご)に火がともされると辺りの雰囲気は一変。かがり火に照らされた能舞台と、大山の自然が幻想的に浮かび上がりました。
 舞台上では、観世宗家の観世清和氏が能「安達原 白頭」、人間国宝の山本東次郎氏が狂言「清水」を演じ、当代一流の演技が訪れた約1000人の観客を魅了しました。

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