公開日 2018年10月26日
- 審査員に見られながら、緊張の調理。
- 会話がなくとも通じるのが親子です。
- 味は審査の大きなポイント。
- じっくり味わいます。
- 限られた時間の中での調理ですが、
- 皆、慣れた手つきで作り上げていきます。
中央公民館で10月21日、食育料理コンテスト「小・中学生の部」の調理審査が行われました。
若い世代の「食」への意識向上を目的に児童・生徒を対象に毎年行っているコンテストで、今年は約1700点の応募がありました。テーマは、小学生の部が「野菜を使った朝食にふさわしい1品料理」、中学生の部が「栄養バランスを考えたお弁当」。いずれも伊勢原産食材を使用することが条件です。
この日、書類審査を通過した各部門4組ずつが、実際の調理と試食審査に臨みました。
多くの言葉を交わさずとも、あうんの呼吸で調理する親子。一人で野菜を刻み、卵を焼き、鶏肉を揚げ…自作のレシピを確認しながら複数のおかずを同時に仕上げる中学生。審査員も感心仕切りの様子でした。
審査の結果、小学生の部は具だくさんの豚汁にお餅が入った「腹もっち野菜スープ」、中学生の部はポン酢や梅を調味料に使った「食欲のない夏でもさっぱりヘルシー弁当」が市長賞(最優秀賞)に選ばれました。
審査員長の饗場直美さん(市食育推進連絡会議会長)は「どのメニューも工夫されていて、味もよく、順番をつけるのが難しかった。ぜひこれからも料理を続けてください」と、感想を述べていました。
入選作品は、市が発行するレシピ集やホームページで掲載するほか、市主催の料理教室などで紹介される予定です。