公開日 2019年01月08日
- 出仕により釜で粥が煮られます
- 関係者約70人が参列しました
- 形が崩れていない粥粒を数えます
- 結果を記した表は講中などの農家に配られます
大山阿夫利神社下社で1月7日、筒粥神事が行われました。
御神田の収穫米で炊いた粥でその年の農作物の作柄を占う、300年以上続くとされている伝統行事です。
古式に則り釜で煮た粥を、五穀や養蚕など18品目の農作物の名称を書いた竹筒ですくい、煮崩れていない粥粒の数でその豊凶や気象などを占います。かつて市内で栽培されていた煙草や養蚕が品目に入っているのも特徴です。
今年の結果については、目黒仁宮司から「平穏な1年で安定した作柄となる。ただし季節の変わり目には注意が必要」と発表されました。