公開日 2019年04月10日
- 6500平方メートルの畑に広がる白い花のカーペット
- 孔雀の羽がついた花粉交配機を使い効率よく受粉
- 晴天のため大山の輪郭がはっきり見えます
- 雲の白さに負けないほど力強く咲いています
市内各所では春の風物詩であるナシの人工受粉作業が最盛期を迎えています。4月初旬から中旬にかけて畑一面に白い花が咲くナシは桜とともに伊勢原の春を彩っています。
主に幸水や豊水を栽培しているこのナシ畑では、先端に孔雀の羽がついた花粉交配機を使って手際よく作業をしていました。以前は綿棒などを使い根気強く行っていたそうです。
「天候が安定すれば、昨年と同様に大玉で質の高いナシを皆さんに提供できると思います」と話してくれました。
6月にかけて花が咲き終わると、受粉した花が実になります。8月中旬には直売所やスーパーなどの店頭に並ぶ予定です。
今年はどんな味に仕上がるのでしょうか。今から楽しみです。