公開日 2019年04月18日
- 参道に響くほら貝の音
- 矢を放ち四方を清めます
- 儀式のハイライトはシイの木の上で読み上げる口上です
- 山刀を九字に切り邪気を払います
- 神木のぼりの後に行われた火渡り
- 一般参拝客も火を渡り無病息災を願いました
(撮影/市民広報カメラマン 福田伸さん、公認サポーター 小林厚美さん)
4月15日、日本三薬師の一つである日向薬師で春季例大祭が行われ、国の重要文化財に指定されている御本尊・薬師三尊像のご開帳と「神木のぼり」が行われました。
「神木のぼり」は修験者が入峰修行の際に行った儀式で、修行の成就と参詣者の平穏を祈るものです。相模地域の山伏の姿を今に伝える数少ない行事として、市の無形民俗文化財に登録されています。
しめ縄を張った結界(道場)の中、山伏に扮した神木のぼり保存会のメンバーが高さ約5メートルのシイの木の上で祈願文を読み上げ刀で邪気を払うと、集まった300人の参拝客から拍手と歓声が上がりました。
その後、護摩を焚いた残り火で火渡りが行われ、一般参拝客も参加。家内安全や無病息災を願いました。