大山で夏山開きが行われました

公開日 2019年07月30日

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東京日本橋からお花講の61人が参加
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夏山の無事と行事の安全を願い、お祓いを受けます
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登拝門の扉が講元により開かれます
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山中に響く高らかな声
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お神酒で身を清める講衆
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巫子舞が奉納されました

(撮影/市民広報カメラマン 鈴木真由美さん)
 7月27日、大山阿夫利神社下社で夏山開きが行われました。元禄年間から続く行事で、毎年この日に鍵を保管する東京日本橋の「お花講」によって山頂へ通じる登拝門が開かれます。
 かつて大山は7月27日~8月17日の夏山期間以外は山頂へ登ることが禁じられていました。昭和40年の国定公園指定をきっかけに一年を通じて登山が楽しめるようになりましたが、この伝統は今も脈々と受け継がれています。
 揃いの行衣に身を包んだ61人の講衆が「散華 散華(さんげ さんげ) 六根清浄(ろっこんしょうじょう)」と唱えながら参道を登り、夏山の安全を祈願。シーズンの到来を告げました。

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