公開日 2020年07月28日
- 日本橋の「お花講」11人が参加
- 開門前の御祈祷の様子
- 今年も登拝門が開かれました
- 掛け声と共に参道を登ります
令和2年7月27日、大山阿夫利神社下社で「夏山開き」が行われました。元禄元年から続く行事で、鍵を保管する東京日本橋の「お花講」によって、毎年この日に山頂に続く登拝門が開かれます。
かつて大山は夏山期間(7月27日~8月17日)以外は山頂へ登ることが禁止されていました。昭和40年に大山が国定公園に指定されたことをきっかけに一年を通して登ることができるようになりましたが、夏山開きの伝統は今も続いています。
例年は約50人が参加しますが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、規模を縮小して開催。揃いの行衣を着たお花講の11人で「散華 散華(さんげ さんげ)六根清浄(ろっこんしょうじょう)」と唱えながら参道を登り、夏山の安全を祈願しました。