公開日 2020年08月13日
- 揃いの行衣にミニ太刀を持って
- 鮮魚店など水産関係者ら11人が参加
- 使い込まれた包丁
- 相模湾でとれた「太刀魚」をお供え
- 無事に奉納が終わりました
- 撮影のためマスクを外しています
令和2年8月10日、大山阿夫利神社社務局で、小田原魚市場買請人組合を中心とした水産関係者が、太刀の代わりに包丁を納める「納め包丁」を行いました。
古くから海洋の守り神、大漁の神としても信仰を集めた大山。鮮魚店や仲買人らが、海の幸をさばくために長年使用した包丁やハサミ約100丁を自然の恵みや道具への感謝をこめて奉納し、商売繁盛、疫病退散などを祈りました。
事務局を務めた市内鮮魚店の田中さんは「私たちは日々生き物の命をいただいている。また、包丁は魚をおろすのに欠かせない道具。双方への供養と感謝の意味をこめて実施した。今後、この取り組みを家庭にも広げ、多くの人に参加してもらえたら」と話していました。