公開日 2020年11月26日
- 訓練の手順を確認します
- ポイントをチェック
- 鉄製のドアをエンジンカッターで開けます
- ロープで距離を測りながら室内へ侵入
- スモークが視界を遮る中での確認作業
- 無事、救助者(人形)を救助
- 救急隊に引き継ぎます
- 窓ガラスを割って室内に入る訓練
- ドアノブを壊して突入する訓練
令和2年11月15日と22日の二日間、解体工事中の旧青少年センターで消防署職員による火災救助訓練が実施されました。
旧青少年センターを高層住宅と見立て、通報の受信から出動、現場確認、部屋に閉じ込められた住人を救助、救急搬送するまでの一連の流れを実践形式で行う訓練です。専用のスモークで室内が白く煙る中、エンジンカッターで鉄製の扉に穴を開け、開錠。その傍ではホースをつなぎ、放水の準備。隊員たちは声を掛け合い、手順や道具の使い方などを確認しながらキビキビと動き、その様子を安全管理主任者がチェックしていきます。
日ごろからあらゆる事態を想定し、さまざまな訓練を積んでいる消防職員ですが、このような破壊活動を伴う実践訓練は貴重な場だとのこと。今後の消防活動にもしっかり生かされていくことでしょう。
まずは、私たち一人一人が火事を起こさないように気を付けることが大切です。これからの季節は寒さが増し、暖房器具を使うことも増えてきます。火の元には十分注意して扱いましょう。