公開日 2021年04月23日
- 3基の人形を神楽殿で展示
- みこしを背負う青年は炎をまたいで身を清めます
- 掛け声とともに境内に入場
- 三ノ宮は紺、栗原は紫のそろいのマスク
- 例年より小さいみこしを少人数で担ぎました
- トラック山車の囃子がみこしの後に続きます
令和3年4月22日、三之宮比々多神社で春季例大祭が行われました。飛鳥時代の672年に端を発する伝統のお祭りですが、今年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため規模を縮小しての開催となりました。
例大祭名物の一つで、三ノ宮・神戸・栗原の3地区がそれぞれ保管する山車の上に乗り、各地区を巡行する加藤清正・荒獅子男之助、熊谷直実のからくり人形も、今回は巡行せずに神楽殿に展示。初めて3基の人形が横に並ぶという珍しい光景に、地元の人々からも「初めてじっくり見ました」との声が聞かれました。
また暴れみこしは、そろいのマスクを着用して少人数で担ぐ、掛け声は周囲の人が距離を保ちながら発するなどの工夫を凝らしながら、「地域の伝統行事を絶やさぬように」という力強い思いとコロナ収束への願いを込めて各地区を渡御しました。