公開日 2021年07月20日
- 高さ約10mのリュウゼツラン
- 黄色い花房が咲き誇ります
- 初めて開花した様子を見つめる萩原さん
- 当初はこのくらいの株だったそうです
市内高森の萩原さん宅の庭で、リュウゼツランが開花しました。
この植物は米国南西部や中南米の熱帯域に自生するもので、約50年から100年に一度花を付けると言われています。先の尖った多肉質の葉っぱが竜の舌を思わせることから「竜舌蘭(りゅうぜつらん)」の和名が付きました。
所有者の萩原さんによると、昭和25(1950)年、萩原さんが高校1年生の時に小さい株を学校からもらい、70年以上かけて育ててきたものが、今年になって初めて開花したとのこと。
「5月の初めごろ、葉から1本の茎が伸び始めたのに気が付きました。観察していると、ぐんぐんと背を伸ばし、7月初めには10m以上になって花が咲きました。生きているうちに見られてよかった」と萩原さんは笑顔で話していました。
花は7月10日ごろから咲き、2週間ほど開花するそうです。