インバウンド薪能「第40回大山火祭薪能」が行われました

公開日 2021年10月12日

 

一人翁
仕舞「一人翁」
能狂言教室の参加者も登場
大山能狂言親子教室の子どもたちも登場
外国語の字幕アプリ
日本語・外国語の字幕や解説が流れるアプリも
鞍馬天狗の一幕
「鞍馬天狗」で向かい合う大天狗と牛若丸

令和3年10月5日・6日の2日間、大山阿夫利神社社務局能楽殿で2年ぶりに「大山火祭薪能」が行われました。
 300年以上の歴史を持つ大山能狂言は市の無形民俗文化財に指定されており、元禄年間に大山の神職や僧侶、山伏の争いを収めるために始められたといわれています。
 第40回となる今回は、日本の魅力を世界に伝える日本博事業「インバウンド薪能」として、外国人向けに英語併記のパンフレットを配布したほか、スマートフォンアプリを活用してリアルタイムで英訳のセリフや解説を流すなど、多くの人が伝統文化を楽しめるよう工夫を凝らしながら実施。また、5月から練習を重ねてきた大山能狂言親子教室の参加者たちも、その成果を披露しました。
 2日間で約800人が来場。ゆらめくかがり火に照らされた舞台上で、能は観世宗家(観世清和師ほか)、狂言は大蔵流狂言(人間国宝・山本東次郎師ほか)による当代最高峰の演技が繰り広げられました。

大山阿夫利社蔵能面装束特別展

大山阿夫利社蔵能面装束特別展1
鮮やかな能装束
大山阿夫利社蔵能面装束特別展2
江戸時代から伝わる「はんにゃ」の面
大山阿夫利社蔵能面装束特別展3
キルト作品「大山-行衣の記憶-」

薪能と同時開催で、大山阿夫利神社社務局能楽殿横では「大山阿夫利社蔵能面装束特別展」が初めて開催されました。
 江戸時代に制作された能面や鮮やかな能装束など、同神社が所有する貴重な品々を、日本語と英語の解説とともに展示しました。

また、大山詣りの際に「講」の人々が着用する「行衣」を使用したキルト作品「大山-行衣の記憶-」も併せて展示。
 「世界各地に根付くキルト文化を通して、いつもとは違った視点で大山詣りの魅力を伝えたい」と、米国人ジャーナリストのアリス・ゴーテンカーさんが企画し、出雲キルト美術館の創始者でキルト作家の八幡垣睦子さんがデザインしたものです。作品は縦2.46メートル、横2.16メートルの大作で、4人の手作業で約1年かけて作られました。

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