公開日 2021年10月21日
- 水産業者らが包丁を奉納
- 約100本が納められました
- 商売繁盛とコロナ早期収束を祈念
令和3年10月20日、小田原魚市場買受人組合ら11人が大山阿夫利神社下社で、「納め包丁」を行いました。
大山はその山容が海上からもよく見ることができたため羅針盤の役割を果たし、古くから海洋の守り神、大漁の神としても信仰を集めました。「納め包丁」はこうした背景や江戸時代の「納め太刀」の風習にちなみ、水産業者やその関係者が使い終わった包丁と相模湾でとれた魚を奉納し、自然の恵みをいただいていることへの感謝と商売繁盛の祈念を目的に、平成29年度から行われています。
小田原魚市場買受人組合の古川会長は「新型コロナウイルス感染症の影響により、観光客の減少や飲食店の時短営業などがあり、水産業者は大きな打撃を受けている。水産物の恩恵に感謝するとともにコロナの早期収束を願いました」と話していました。
※撮影のため、一時的にマスクを外しています