公開日 2021年12月16日
- ライトアップされた仏像群
- 厳かな雰囲気が醸し出されます
- 仏像の表情まではっきり見え、迫力が伝わります
- 日本語・英語訳の音声ガイドを設置
令和3年11月27日から、日向薬師宝城坊 宝殿で特別展覧会を実施中です。
日向薬師は奈良時代、716年に僧・行基により開山されたと伝わり、約1300年の歴史を持つ寺院です。多数の国・県・市の指定文化財を所有し、市内に12ある国指定重要文化財のうち8件を宝殿に収蔵しています。
特別展覧会では、赤や青など5色に光るLEDライトを使い、木造薬師如来坐像や木造阿弥陀如来坐像、木造十二神将立像をはじめとした貴重な仏像群をライトアップ。仏像の細かな意匠や迫力の表情をはっきりと照らし、見る人を圧倒する幻想的な空間を演出しています。
同展覧会は「日本の美」を国内外にアピールする文化庁の「日本博プロジェクト」の一環として開催されているものです。外国人の来訪者に向け、日本語・英語訳の音声ガイドが流れるタブレット端末を4か所に設置しています。
令和4年1月31日(月曜日)までの開催ですが、令和3年12月27日(月曜日)~12月31日(月曜日)の期間はライトアップを休止します。また、悪天候時は収蔵物の保護のため閉門となります。