公開日 2021年12月16日
- キルト作品「大山-行衣の記憶-」
- 一針一針、丁寧な縫い目
令和3年12月6日から中央公民館1階ホールで、キルト作品「大山ー行衣の記憶ー」を市立中央公民館に展示中です。
「大山詣り」の際に講(大山詣りをする職人や地域で作られたグループ)の人々が着用する装束「行衣」を使用して作られた手芸作品です。東京を拠点に活動する米国人ジャーナリストで、大山の魅力発信にも尽力しているアリス・ゴーデンカーさんが、世界各地に根付くキルト文化を通して伊勢原の歴史・文化が伝わればと企画し、出雲キルト美術館の創始者でキルト作家の八幡垣睦子さんがデザインを手がけました。
縦2m46cm×幅2m16cmの大作で、明治期から昭和期の行衣15着を使用し、各講を表す紋様を生かして大山全体を表現。また、江戸期から明治期の着物地を使い、亀甲や市松などの日本伝統の模様で大山の四季と雨を願った空を表現しています。
展示は12月23日(木曜日)まで、中央公民館の開館時間内であれば、ご自由にご覧いただけます。