公開日 2022年01月13日
- 拝殿前で粥を炊きます
- 粥を竹筒ですくって農作物の豊凶を占います
令和4年1月7日、大山阿夫利神社下社で江戸時代から300年以上続く伝統行事の「筒粥神事」が行われました。
神職が釜で米を炊いて作った「かゆ」を、各品目の書かれた竹筒ですくいます。その米粒の数をかぞえ、米の「わせ」・「なかて」・「おくて」や豆類や穀物、ダイコンなど18種類の農作物の豊凶や気候の変化などを占います。
目黒宮司は「今年は年間を通して気候が安定し、日照りに恵まれる一年になりそうです。農作物も平均以上の豊作の年になるかと思います。ただ、おくてが少し不作と出ているので、秋口ごろの天候の変化には注意が必要です」と話していました。
占いの結果や解説を書いた「筒粥表」は、関東を中心とした1都11県の8,000~10,000戸の信徒や農家などに配られます。