第一次中間提言 3 開かれた行政の推進

公開日 2010年04月01日

更新日 2016年05月27日

行財政運営改善推進委員会 意見概要 3 開かれた行政の推進

  1. 情報公開

    第3回委員会より

    • 伊勢原のボランティア活動を助成する市民委員会という組織があって、委員の名前が分からないので公開したらと言ったら、助成してもらえる団体としてもらえない団体ができて、名前を公開したらその委員の所に非難中傷が行くので公開しないという説明を市の方から受けた。それはちょっとおかしいと思う。

    第4回委員会より

    • 社会は情報公開という流れになってきていると思うが、自分の発言したことで途中で皆さんの話や補足資料により、自分の考えも違っていたのかとか、変えなくてはいけないのかなということも出てくる。だから途中経過をそのまま全てストレートに情報公開されるとちょっと支障が出てくるのでは。
    • この委員会では、みんなでお互いにディスカッションしながら、少しずつ進歩発展、あるいは、自分の思いこみをなくしていったりするわけだが、途中の発言を取ってあいつはけしからんということになってはいけないので、委員の名前は言わないで発言内容は出す。
    • 本委員会としては委員会の規則の中にも皆さんに諮って公開することができるという記載がない。伊勢原市全体として会議公開の制度がないから、少なくとも出来るだけ早い時期に伊勢原市としての情報公開の在り方について、この委員会として提言するという形はどうだろうかと思う。会議で諮って市長に提言する。市長が採用するかしないか、それは別だが、そこで提言の内容は公開されるし、そういうことから一歩一歩進めていく。
    • 個々に見ると、補助金を出す理由だとか、高部屋のコミュニティセンターについてもそれなりの理由があると思う。ただ過去の踏襲、昔ながらのやり方で前年の例ということになってしまう。でもそんな時代ではないから改革が必要になる。こういう例、たたき台が出てこないと理解しづらいので、こういうやり方がいいのでは。それで一番分かっているのは結構行政の方なんじゃないかと思うので、内部的なことも知らせて欲しい。

    第5回委員会より

    • 私たちはどういうことを知りたいのか。それを簡単な手続で知ることができるようにするには、どうあったらいいのか。
  2. 会議公開、審議会公開

    第3回委員会より

    • 市民の権利だから、市が慣例的に公開していないと答えるなら、それは違うんではなかと。議事録を黒塗りにしてきたらその部分を公開するよう不服を申し立てる。そういう風に扱っていくと、また違ってくると思う。この会議も会議公開でもいいのかなと思う。横浜市では、今回はセンシティブな情報を扱わないので会議公開の対象にしたいが異議はないかという開催通知が来る。

    第4回委員会より

    • この委員会のテーマは、個人のプライバシーに関わるものというよりも公開してもいいような、みんなに分かって欲しいというテーマである。
    • この委員会で本当に改善ということをやるのなら、ちゃんと顔を出して発言しなければ。委員会そのものの存在が、行政への説得や議会への説得ならそれでもいいが、市民に対する委員会ということを考えるべきではないか。
    • 行政が市民を信じていない部分があるのではないか。会議の公開は、これはお互いの訓練で参加するということの意味とか責任とか、傍聴するということの意味とか責任をお互いに学ばない限り、シャットアウトするだけでは成長しないと思う。これから会長が皆に諮って決めればこの委員会を公開できるということではないのか。
    • 実際に参加する人が数名だとしても会議を公開した方が良い。
    • 情報公開はすごく重要で、最近では、行政機構の部内の会議を公開しているようなところも出ている。行財政改革の中で何でもかんでも市民の要求どおりに市役所が動くわけにはいかないという時に、公開が必要になってくる。密室の中でこの委員会が行われていたら、市民に対して要求出来ない。
    • 時代の流れの中で情報公開の必要性は分かるが、伊勢原市においてもかなり理不尽な訴訟が起きている。そういうような状況の中で、全ての審議会、全ての会議を公開するのがいいのか、議論しなければいけないところではないか。
    • 情報公開の問題は、審議の結果の情報公開は当然なされるべきだが、もう一歩進んでこの会を傍聴させるという意見も出ていた。この傍聴については我々の努力がそれに付いていくのか、また市民にそれだけの意識があるのかどうか、こういう問題についてもっと検討するべきと思う。市民を信じない行政という意見に対しては、では市民がそれだけの能力があって、ここで検討されたことについて個人を中傷し、誹謗することがないという保障もない。従って情報公開については、あくまでも市民の中にこういうことをやっていることを知ってもらうのが中心で、傍聴の問題については、おそらくここの委員の中で傍聴まで許していいとは言えない方が8割ぐらいではないか。
    • 必ずしも全ての審議会、全ての議事録をということではなくて、基本の流れとして情報は公開、会議は公開すべきではないかという議論がある。もちろんプライバシーに関する情報が関わる時には一切公開しない。
    • 小委員会なり何なりでそういうことを含めて揉んでみて、とりあえず当面、今すぐ公開するということではない。基本的姿勢としてどうあるべきかということ。ただ、会議公開をして、そういう問題で困っている自治体はほとんどないようだし、委員がそれで困っているという例もほとんど聞かない。ただ、市民委員は近所の付き合いなどの関係があるので、そのあたりは注意していきたい。今どうこうしようとすることではない。
  3. 積極的な情報公開(説明責任、公開すべきことがら)

    第2回委員会より

    • 資料を見てこれだけお金を使っているのか、これだけ人がいるのか、こんなことをやっているのかということは感じたが、それが結果的にどういうことなのかということが見えない。結果的にどういうことなのかを分かりやすくまとめていただければ、我々ももう少し違った意見が出せるのではないか。

    第3回委員会より

    • ここでの討論・議論を市民に対して公表する手段(ポイントポイントの時期でまとめたものをインターネットで流していく。最終的には今年の秋口ぐらいに素案の素案がでれば市の広報に出していきたい。)
    • 市役所では職員も勉強していて色々な情報を持っているが、それが役所の中にとどまって外に出て行きにくいシステムになっているのではないか。今までは、役所はあまり民間と近づくと色々と問題があるからということもあったのだろうが、市の現状や将来こうしたいと考えていることなどについて、一歩進んで情報を外に出していくことが大事。
    • 市民のやる気を引き出すには、それを仕掛けてもらうには役所とかのPRがいるのではないか。やりたい人達ということだとある意味偏るので、PRすることで幅広い参加を得られると思う。
    • PRということで市の広報を見ると、骨子のような書き方で一面の内容があまり面白くない。みんなのお知恵を拝借というような形で画期的なことをやれば、伊勢原市民にも必ず詳しい方がいるはずなので、それをいかに仕入れるかということがPRの仕方ではないか。

    第4回委員会より

    • 必ずしも全ての審議会、全ての議事録をということではなくて、基本の流れとして情報は公開、会議は公開すべきではないかという議論がある。もちろんプライバシーに関する情報が関わる時には一切公開しない。

    第6回委員会より

    • 市の広報紙には市が市民に知らせたいことは書いてあるが、市民が知りたいことは書いていないのが実情ではないか。広報通信員ではなく広報編集委員にして市民が知りたい情報を掲載するようにしたらどうか。
    • 「市民が作る広報紙」のようなものを募集して年に1回ぐらい自由に広報紙を作ってもらう。

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