公開日 2023年02月24日
大山詣りの代表的な土産品です。起源ははっきりとはしませんが、江戸時代には木地師と呼ばれる職人によって制作され、その技術は現代にも引き継がれています。金回りが良くなるという縁起物で、かつては多くの職人によって制作されました。
他の地域に比べて彩色や心棒に特徴がみられます。基本的には朱、紫、藍の3色に塗り分けられています。職人によって若干の違いはありますが、どれも回すとこの3色が美しく調和します。心棒は、根本が細く、先端に向かって太くなるように削り出されます。これは「寿命独楽(いわゆる喧嘩独楽)」という遊びをする際、他の独楽がぶつかっても倒れにくくするための工夫であるとされます。
現在は職人も少なくなりましたが、こま参道をはじめとして制作・販売が続けられており、市内の子ども達を中心に多くの人に親しまれています。
他の地域に比べて彩色や心棒に特徴がみられます。基本的には朱、紫、藍の3色に塗り分けられています。職人によって若干の違いはありますが、どれも回すとこの3色が美しく調和します。心棒は、根本が細く、先端に向かって太くなるように削り出されます。これは「寿命独楽(いわゆる喧嘩独楽)」という遊びをする際、他の独楽がぶつかっても倒れにくくするための工夫であるとされます。
現在は職人も少なくなりましたが、こま参道をはじめとして制作・販売が続けられており、市内の子ども達を中心に多くの人に親しまれています。
文化財の基本情報
- 名称
- 大山こま
- 指定等の状況
- 市指定
- 文化財の所在地
アクセス
- 最寄り駅・インターから
- 伊勢原駅北口4番乗り場「大山ケーブル」行き乗車 終点下車
こま参道周辺及び伊勢原駅クルリンハウス内で販売
- 地図