公開日 2013年09月04日
歳時記 1月
元旦(がんたん)

除夜の鐘を合図に、家族で新年の挨拶を交わしたあと、神棚(かみだな)や床の間にオソナエ(鏡餅)を供えてから初詣(はつもうで)に出かけます。
初詣はまず、氏神社へ参詣し、続いて菩提寺(ぼだいじ)などにお参りをして、家内安全、無病息災(むびょうそくさい)、商売繁盛などを願います。このとき、氏神社の神前に鏡餅や白米、お賽銭(おさいせん)をあげる人も多かったようですが、今ではお賽銭だけをあげるようになりました。なかには初日(ご来光)を拝んだのち、帰宅途中に氏神社へ詣でる人もいます。初詣から帰宅すると、お札、破魔矢、ダルマなどを神棚に安置し、朝湯に入ったあと家族そろって屠蘇(とそ)・年酒・お節料理で新年を祝います。
元旦は、一年間の無病息災や平穏無事(へいおんぶじ)を願うことから、けんかはしない、買い物はしない、掃除はしないなどの習わしがあります。(上の写真は大山山頂からの日の出の様子)
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