公開日 2021年10月08日
日向薬師の境内で、ナラ枯れによる被害木が確認されています。
参道付近にもナラ枯れの被害木があります。
被害が進むと倒木や枝落ちの危険がありますので、参拝される方は枯れ木に近づかないようにしてください。
ナラ枯れしている木の見分け方
上の写真のように、ナラ枯れの被害木は枝葉が茶色く枯れているほか、幹にフラス(木くず)がたまっています。
現在、日向薬師で確認されている被害木はこちらです。⇒日向薬師被害木位置図[PDF:2.07MB]
ナラ枯れとは?
カシノナガキクイムシが媒介する「ナラ菌」によって、コナラやシイ・カシ類などの樹木が集団的に枯れる伝染病です。
神奈川県では、令和2年の夏ごろから被害が拡大しています。
【ナラ枯れ被害の特徴】
・7月~9月に葉が紅葉し枯れる。
・幹の根元に大量のフラス(木くずと虫の排せつ物が混じった粉状のもの)がたまる。
・大径木(幹が太い大木)に被害が多い。
・幹に直径1.5mm~2.0mmの穴が複数個所みられる。
伊勢原市では、日向薬師の森以外でもナラ枯れの発生が確認されています。
また、ナラ枯れ被害木の近くには、カエンタケという猛毒のキノコが発生する可能性があります。
上記のような特徴がある樹木を見かけた場合、近づかないようご注意ください。
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