公開日 2024年02月27日


国土創造の神、豊斟渟尊(とよくむぬのみこと)を祭神とし、酒造りの神である酒解神(さかときのかみ)も合祀しています。酒造家が参拝のため足を運ぶことも🍶
境内にある郷土博物館には関東最古の「狛犬」の木像(展示はレプリカ)をはじめとした貴重な資料が収められており、古代の伊勢原について知ることができます。


大山は古くから霊山として関東一円の人々に信仰され、親しまれてきました。宿坊を営む御師たちが参拝に訪れる講の人たちの安全祈願をし宿泊のお世話をしたのが始まりで、今でも多くの旅館や土産物店などが軒を連ね、参詣者や登山者がこま参道いっぱいに賑わいを見せています。ケーブル駅までの362段の階段を上がりながら、大山のグルメや特産品を楽しむことができます。
「こま参道」の由来である「大山こま」は、大山詣りが大流行した江戸時代からの特産品で、「こまがよく回る=金回りがよい」ことから、家内安全や商売繁盛の縁起物とされているんだって!


ケーブルカーに乗り、途中下車すると大山寺へ行くことができます。
「大山のお不動さん」として親しまれ、関東三大不動の一つ、また関東三十六不動の一番札所になっています。
文永年間、願行上人によって鋳造された本尊の鉄造不動明王及び二童子像は国の重要文化財に指定されています。徳川家光公は、「宇都宮の吊天井の難」を免れたのはこの不動明王の御加護だとし、深く帰依されたと言われ、春日局も訪れたことのある寺です。


ケーブルカーの終点で下車すると、大山阿夫利神社の下社まで行くことができます。本社は大山の山頂にあり、中腹に下社があります。ここは標高696m、ここからひたすら急峻な山道を2時間歩くと頂上(標高1252m)の本社に着きます。
下社からの景色は『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で2つ星を獲得しており、雄大な相模湾の眺望を楽しむことができます。
神社周辺にはカフェやお食事処もあって、美しい景色や自然を眺めながら食事を楽しめるよ!



日本三薬師の一つで、716年、僧・行基が薬師如来のお告げにより開山したとされています。それ以来、源頼朝が娘の病気平癒を願って参詣するなど、たくさんの人々から厚い信仰を集めてきました。
本尊である鉈彫の薬師三尊像を始め、薬師如来像・阿弥陀如来像・四天王像・十二神将像など10件が国の重要文化財に指定されています。


日向川に沿って上った山深い山中にあります。718年、諸国を行脚していた華厳妙瑞法師(けごんみょうずいほうし)が紫雲に導かれるまま日向の山中に分け入り、壬申の乱に敗れてこの地でなくなったと伝わる大友皇子の冥福を祈り建立したとされる寺院です。


駅近くの市街地にある神社で「大神宮さん」と呼ばれ市民に親しまれています。
内宮と外宮を表現したたまごのようなシンボルマークは、【縁結び・夫婦円満・子宝】など、人生諸事何事も和やかにいくよう【万事円満】を祈念する伊勢原大神宮の象徴となっています。