買い初め・仕事始め・書き初(ぞ)め

公開日 2013年09月04日

歳時記 1月

買初め

元旦に買い物をすると浪費の習慣が身についてしまい、毎日お金のために苦労するので慎むものとされていたため、2日に買い物をする習わしとなっています。昔は家族そろって町に出かけ買初めを楽しんだそうです。

商店では、初荷・初売りと称して、店先にたくさんの商品を山積みにして往来する人々に大声で買い物を勧めていました。昔は、子どもたちはメンコやカルタ、大人たちは農具や包丁などを買うくらいでした。

この日は伊勢原大神宮へ初詣を兼ねる人も多く、大神宮周辺は大変な賑わいで、露天(ろてん)も沢山立ち並んでいて、わたあめやお面を買ってもらうのも子どもたちの楽しみであったそうです。

仕事始め

2日は買初めとともに農家の仕事始めの日となっています。

鍬(くわ)初め、うない初め、ないぞめともいいます。

早朝、家の主人が自分の田畑に一鍬入れて帰ってきます。以前は、田畑の土を一鍬か二鍬入れて掘り起こし、山形にしたところに松の小枝を差し込み、一文飾りをして豊作を願いました。

今では、生活の変化もあってあまり見かけなくなってしまいました。

書初(ぞ)め

2日は、古来より吉方(えほう)に向かってめでたい詩歌などを書くという習わしがあります。

これを書初め、吉書(きっしょ)、筆はじめといいます。今では小中学生の子どものいる家庭で見かける程度となってしまいましたが、かつてはどの家でも行われていました。

隣近所や親類縁者(しんるいえんじゃ)の間で交換したものも含めて神棚の下などに貼っておき、14日のセイトバライで燃やしました。

この時、書初めの紙が空高く上がると字が上手になるといわれており、子どもたちは競って炎の中に投げ込んだりしました。

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教育部 教育総務課文化財係

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