公開日 2013年09月04日
歳時記 2月
一つ目小僧
8日の夜に一つ目小僧が現れて子どもたちをさらったり、病気にしたりするとして、以前は子どもたちに大変恐れられていた行事でした。
一つ目小僧はもともとは神様だったそうですが、潰された片目の痛さに耐えかねて子どもを襲う(おそう)悪鬼(あっき)となってしまったそうです。
一つ目小僧が来る夜は、目のたくさんあるかごを軒頭にかけておきその進入を防ごうとしました。
この日は、子どもたちはいつになくよい子であったそうです。夕食にはオコト汁と小豆飯をつくり、神仏へ供えてから食べました。
最近ではほとんど行われない行事になりました。
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