事業概要

公開日 2013年11月12日

国重要文化財・宝城坊本堂は、江戸時代の修造以来、右の写真にみるように茅葺き屋根や内部の主要な柱の虫害など建物全体の損傷がすすんでいました。

詳細な調査の結果、全解体を行って根本的に修理を行うことになりました。

平成21年度に国庫補助事業として採択され、平成22年11月1日から平成28年12月末日までの予定で事業が着手されました。

工事期間は平成23年11月から平成28年9月末までの71カ月の予定です。

 

工事は2期に分かれ、1期工事は仮設の足場を造り、図にあるように本堂建物をすっぽりと「素屋根」という仮設建物で覆い、解体工事を行うものです。解体しながら創建当初の建物がどのようなものであったのか、また修理はいつ頃、どのように行われたのかなどを調査し、どのような形に復元(組立)を行うかの設計を実施します。

2期工事は、本堂の設計が国(文化庁)の承認を受け、組み上げ工事を開始します。平成28年の秋には、茅葺き屋根がきれいに整備され、在りし日の本堂が姿を見せます。

修理に当たっては、「破損した部材であっても、補修や補強等により極力その部材を再用し、取替材は当時の技法・仕様の再現に努める(『文化財建造物保存修理補助事業実務の手引き』」という考え方に基づいて行います。

事業費は総額869,800,000円を予定し、国の補助が75パーセント、県が8.33パーセント(予定)、市が8.33パーセント、所有者負担が8.33パーセント(予定)です。

お問い合わせ

教育部 教育総務課文化財係

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