南蓮寺所蔵「木造阿弥陀如来立像」が市の文化財に指定されました。

公開日 2024年04月26日

南蓮寺所蔵「木造阿弥陀如来立像」が市指定文化財に

 令和6年4月23日に開催された伊勢原市教育委員会定例会において、市内の寺院である南蓮寺の本尊「木造阿弥陀如来立像」が、「市指定文化財」となりました。

 本像は、平安時代後期に隆盛した浄土思想の中で生み出された、往生しようと願う人の臨終に浄土から迎えに来る姿をあらわした、来迎の姿の阿弥陀如来像です。
 髪の生え際から足下までの高さを三尺(約90【機種依存文字】)に整えた「三尺阿弥陀」である点や、螺髪や着衣などの表現から、鎌倉時代前期の製作であると考えられます。

南蓮寺 木造阿弥陀如来立像

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