公開日 2013年06月03日
伊勢原の指定文化財
木造 聖観音坐像
詳細情報
像高 | 62.5センチメートル |
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材質・構造 | 寄木造(よせぎづくり) 、玉眼嵌入(ぎょぐがんかんにゅう) 、漆箔(しっぱく) |
お問い合わせ
教育総務課文化財係
住所:伊勢原市田中348番地
TEL:0463-74-5109
FAX:0463-95-7615
公開日 2013年06月03日
像高 | 62.5センチメートル |
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材質・構造 | 寄木造(よせぎづくり) 、玉眼嵌入(ぎょぐがんかんにゅう) 、漆箔(しっぱく) |
解説
下糟屋にある大慈寺の本尊です。制作年代は南北朝末期から室町時代初期(14世紀末から15世紀初)といわれています。
宝冠をかぶり腹の前で禅定印(ぜんじょういん)を結び、法衣(ほうえ)を台座より下に垂らして坐っています。「法衣垂下(ほういすいか)」といって鎌倉時代後半より鎌倉地方を中心として流行したスタイルです。
なお、聖(正)観音とは、十一面観音、如意輪観音、千手観音、馬頭観音といったようにいろいろと変化する観音にあって本来の姿をいうものです。